表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異界渡りの英雄  作者: 暁凛太郎
第1章 名も無き英雄編
9/214

第9話 冒険者ギルド

構成的に区切りが悪かったので、2016/7/19に改定しました。

読者の皆様にはご迷惑をおかけします。

すいません。

 三日後。俺は王城を出て王都を歩いていた。


 怪我の療養ということで昨日と一昨日は自室で休んでいたのだが、昨日リリア姫が部屋に来た時(ていうかほとんどの時間を俺の所で過ごしている)に手配が整ったと言っていたのだ。


 ほとんど俺の所にいたのによく手配できたな。実は仕事ができる人だとか?


 今日は訓練も休みということで、王都で赴いているクラスメイトも何人かいた。姫川さんもその一人で、城門前でばったり出くわした時に一緒に行こうと誘われたが、丁重に断った。というわけで俺はリリア姫が用意してくれたこっちの世界の服に着替え、騎士団長がくれた剣を腰に装備して城を出たわけだ。


 この世界の時代背景はよく分からない。剣や鎧の他に銃もあるところをみると、文化は中世よりも少し進んでいるのだろうか。


 ちなみにあの銃も、魔術的に処理をされている魔法銃と呼ばれる代物らしい。

 今度ゆっくり見てみるか。








 しばらく歩いていると、三階建ての一際大きな建物が見えてきた。

 王都南西にある冒険者ギルド【アルカディア】オクタンティス王国支部だ。


 ギルドというのは簡単に言えば職業別組合のことで、冒険者ギルドの他にも魔術の研究や運用を生業としている【魔術師ギルド】、物流や生産・製造の他にも売買も行っている【商業ギルド】、必要に応じて戦力を貸し出している【傭兵ギルド】など、職業ごとに様々なギルドが存在している。


 無論、職業ごとにということは同じ分野で活動している団体もある。


 例えば【魔術師ギルド】では【黄金の夜明け団(ゴールデンドーン)】、【薔薇十字団(ローゼンクロイツァー)】、【フリーメイソン】という三大巨頭の団体が存在する。他のギルドでも様々な団体が活動しているのだが、冒険者ギルドだけは例外で、この【アルカディア】という団体以外の冒険者ギルドは存在しない。


 どうもこの【アルカディア】というギルド団体は聖戦で活躍した【救世主】とは別の英雄たちが立ち上げたギルドのようで、今では大陸各地に支部があるのだとか。


 そんな大手のギルドがあるなら、今更ギルドを立ち上げたところで潰れるのが目に見えてるよな。

 まぁそんな大きなギルドであるため、支部でもちょっとした学校の敷地面積くらいあるというわけだ。



「行くか」



 いつまでも扉の前で立ち尽くしているわけにもいかないので、俺は扉を開けてギルドの中へ入った。








 中に入ると酷く酒臭かった。ギルドの一階は酒場と依頼の受注を兼ねているようで、朝から酒を飲んでいるヒトもいれば、依頼状が貼られていると思われる掲示板の前で悩んでいるヒトもいる。種族は人間族(ヒューマン)が圧倒的に多いが、チラホラとわずかにだが他種族のヒトもいた。誰も彼も厳つい顔付きで、見るからに歴戦の猛者のような感じのヒトばかりだ。


 雰囲気に飲まれそうだが、幸いなことに入って来た俺のことを誰も気に止めていなかったおかげで、ちょっと気持ち的に楽だ。


 一度息を吐いて気を取り直して受付に向かう。受付の女性は獣人族(シアンスロープ)のようで、猫耳と尻尾がとても可愛らしい。獣人族(シアンスロープ)人猫種(ウェア・キャット)というやつだろう。年齢はおそらく同い年くらい。雰囲気としては、若干能天気そうな感じがする。



「冒険者ギルド【アルカディア】へようこそニャ! 本日はどういった用件ニャ?」



 …………まさかの語尾がニャだった。

 マジか。マンガや小説じゃ割とありきたりのキャラだけど、まさかリアルでお目にかかれるとは思わなかった。



「どうかしたかニャ?」


「あ、いや。何でもないです」


「ニャ? まぁ良いニャ。それより、どういった用件ニャ?」


「冒険者登録をしたいですけど」


「登録には大銅貨5枚必要ニャ」


 この世界の通貨は金貨や銀貨だ。


 印刷技術はそれなりみたいで紙幣を作ることもできないことはないみたいなのだが、偽造防止技術はないから偽物が簡単に作られてしまうから今も貨幣らしい。価値を日本円で換算すると、銅貨=100円、大銅貨=1000円、銀貨=1万円、大銀貨=10万円、金貨=100万円、大金貨=1000万円、白金貨=一億円くらいの価値がある。


 ズボンのポケットから、必要になるからとリリア姫が持たせてくれた大銅貨を5枚出して登録料支払う。

 受付嬢がそれを確認すると、1枚の紙を取り出した。



「この用紙に名前とかを書くニャ。代筆はどうするニャ?」



「あ、お願いします」



 ユルド語と呼ばれるこちらの世界の公用語の勉強はしているが、まだ読み書きが充分じゃない。読む方はそれなりにこなせてきたが、さすがに書くのはまだ難しい。なので彼女の言葉に答える形で登録用紙の欄を埋めていった。



「ふむふむ。名前はアラヤ。年齢は私と同い年ニャね。性別はもちろん男性で、種族は人間族(ヒューマン)。職業は剣士、と」



 名前に関してはフルネームで答えなかった。こちらの世界でファミリーネームを持っているのは王族や貴族といった上級階級の者くらいみたいなので、変に勘違いされたくなかったからだ。



「問題ないニャ。じゃあ次は血を貰うニャ」


「血を?」



 血を貰うって、どういうことだろう?



「ギルドカードを作るには使用者の血が必要なのニャ。カードに血を垂らすことで、その人にしか使えないようにするのニャ」


「ギルドカードっていうのは何ですか?」


「身分証みたいニャものニャね。最初に用紙に書いてもらった名前、年齢、性別、職業が表示されるんニャけど、自動で情報は更新されるから、後々にランクや称号ニャんかも表示されるようになるニャ」


「へぇ。便利なんですね」


「二代目の勇者様の一人がお作りにニャったそうニャよ」



 そんなのを作るなんて、やっぱり凄いんだな、勇者って。


 受付嬢がカウンターの裏から一枚のカードを取り出すと、その上に先ほど俺が書いた登録用紙を乗せた。



「はいニャ。このナイフで指先を切って垂らすニャ」



 カウンターに置かれたナイフを手に取り、刃を見る。

 うん。よく切れそうだ。



「どうしたニャ? もしかしてビビったニャ? 男ならスパッと景気良く切っちゃうニャ!」


「いや、景気良く切ったらダメでしょ」


 それに別にビビってるわけでもないし。

 毎日訓練でクラスメイトたちにボコボコにされたし、三日前なんかは立川たちに血塗れにされたしな。


 俺はさっさとナイフで指を切り、それを重なったカードと用紙に垂らした。すると垂らした血に吸い込まれるように俺が書いた文字が飲み込まれ、血も染み込んで消えていった。



「これで登録は完了ニャ」



 そう言って受付嬢は用紙を取っ払い、ギルドカードを俺に渡した。確認してみると、そこには確かに俺の名前や職業などが表示されていた。ちなみに職業欄には剣士の他に冒険者が追加されていた。


 さっきの不可思議な現象でカードに読み込まれたってことなのか?

 さすが異世界。ファンタジーだな。



「ルールについて説明は必要かニャ?」


「お願いします」


「了解ニャ。まずはランク制度ニャ。ランクは冒険者の実力によって上から順にS、A、B、C、D、Eの6つあって、そこから更に0~3の4つに小分けされてるニャ。つまり一番強いのはS-0級で一番弱いのはE-3級ってことにニャるニャ。アラヤさんは冒険者に成り立てニャからE-3級からのスタートニャ」



 総計で24のランクが存在して、冒険者になったばかりのヤツは例外なくE-3級から始まるわけか。


 詳しく話を聞いてみると、E-0~E-3は新人、D-0~D-3は駆け出し、C-0~C-3は一般、B-0~B-3は熟練、A-0~A-3は達人、S-0~S-3は化け物の強さだとか。これは冒険者ギルドに限ったランク付けじゃなくて、世界共通のものらしい。


 化け物って……そんなレベルのヤツがいるのかよ。


 受付嬢の話だとこの世には5人のS級のギルドランクを持つ者が存在し、その5人は【最高位に至る者(ハイエストナンバー)】と呼ばれているらしい。



「ただ、その【最高位に至る者(ハイエストナンバー)】でもS-0級に至ったヒトはいニャいニャ」


「そうなんですか?」


「ニャ。聖戦の【解放者】たちを率いていた勇者様、【光の勇者】とも呼ばれた騎士王アーサー・ペンドラゴン様がS-0級だったらしいニャ。でも後にも先にも、誰もS-0級には至れなかったらしいニャ。だからS-0級になれたのはアーサー・ペンドラゴン様ただ一人だけニャ」



 唯一のS-0級か。

 さすがは初代勇者たちのリーダーってことなのかね?



「ちょっと話が逸れたニャ。――基本的に受けるクエストは同じランクのものじゃないとダメニャ。でも2つ上までなら受けることができるニャ」



 上に挑戦するチャンスはくれるわけか。



「クエストを失敗した場合は?」


「同じランクのクエストなら違約金を払うだけで済むニャ。でも上のランクに挑んで失敗すると罰として1週間はクエストを受けられないニャ。それと、同ランク、上のランク、下のランクに関らず連続で10回クエストを失敗するとランクを下げられるニャ。最低ランクで10連続クエストを失敗すると冒険者の資格を剥奪されるから気を付けるニャ」


「剥奪された後、再登録することはできないんですか?」


「できるけど、それには2週間ほど期間を開けニャいといけニャいし、支部長と面談する必要があるニャ」


「それは凄く面倒臭そうですね」



 2週間も登録できないとか、生活に困りそうだ。



「ランクを上げるにはどうしたらいんですか?」


「同じランクか上のランクのクエストを連続で10回達成することが条件ニャ。Cランクまではそれだけでいいんニャけど、Bランクからは格上の冒険者との手合わせもするニャ。そこで認めてもらって、支部長が許可を出したら昇格できるニャ。ま、Cランクまではサクサク上がれるから心配ニャいニャ」



 裏を返せば、Cランク以下で手間取っているようでは冒険者としての才能はないってことになるのか。



「説明は以上ニャ。それでアラヤさん。今日はもう帰るかニャ? それとも何かクエストを受けるかニャ?」


「じゃあ、初心者向きのヤツを見繕ってもらえますか?」


「了解ニャ。ちょっと待ってるニャ」



 言うや否や、彼女は奥の方へと引っ込んでしまった。

 ここにいたままだと邪魔になるし、脇に逸れておくか。

 受付カウンターから離れ、俺は壁に寄った。


 もう一度フロア全体を見てみると、先ほどよりもヒトが少なくなっていた。

 どうやらほとんどの冒険者はクエストを選んで早々に出かけたらしい。さっきまで酒を飲んでたヒトたちも行ったみたいだけど、酔った状態でクエストなんて行って大丈夫なのだろうか。

 うっかり死んだりしそうだが……。



「お待たせニャ!」



 思案に耽っていると受付嬢が戻って来た。手には数枚の依頼書が握られている。



「どんなのがあるんですか?」


「色々あるニャ」



 そう言われて差し出された依頼書を見てみる。


・ペットの散歩

・壊れた屋根の修理

・商品販売の手伝い



「何だか、軽いお手伝いみたいな依頼ですね」


「Eランクの依頼ニャから、こんなもんニャ。Dランクだと主に採取系の依頼にニャって、討伐系の依頼はCランクからにニャるニャ」


「冒険者ギルドだから討伐ばかりなのかと思ってましたけど、そうでもないんですね」


「ふふん。それこそ【アルカディア】の凄いところニャ。これだけいろんなことを請け負ってるギルドは【アルカディア】だけニャ」



 ……受付嬢が威張るようなことでもないような気がするが、まぁいいか。

 さて何をやってみるか。

 商品販売の手伝い。これは基本的にコミュ障の俺がやるには些か荷が重い。

 となると壊れた屋根の修理かペットの散歩になるが……初依頼だし、一番手軽そうなペットの散歩にするか。



「じゃあこれにします」


「了解ニャ。依頼書に書いてある住所に行けば、依頼主と会えるニャ。そこで詳しい内容を聞くニャ。あ、それと依頼が完了したら依頼主から確認書をもらうニャ。依頼主が依頼をした時に渡されてるはずだから。討伐や採取の依頼だったら物を見て依頼が完了したことを判断するニャけど、Eランクにあるような依頼は完了の判断が難しいから、これが必要にニャるニャ。受け取りを忘れると依頼が完了したことにニャらニャいから気を付けるニャ」



「分かりました」



 依頼書を手に頷いた俺は早速依頼主の所へ向かうことにした。








「うおおおおおおおおお!」



 二時間後。俺は雄叫びを上げながら大きな屋敷の庭を全力で走っていた。


 【アルカディア】を後にした俺はすぐさま依頼主の元へ向かった。そこは煉瓦造りの屋敷で、持ち主は貴族ではないがそこそこ有名な商人らしい。ペットはその商人の奥さんが飼っているのだが……



「これどう見てもただのペットじゃねぇだろぉぉ!」



 俺を追いかけ回すのは、体長が5メートルにも届く四足歩行生物だ。地球には存在しない生物で、見た目は狼にそっくりだが体毛は緑色。リーフウルフという魔獣らしい。


 ちなみに名前はマロンでメスだとか。


 うん。おかしいよね。

 何で街中に魔獣がいんの?

 そんで何でマロンなんて可愛げな名前を付けてんの? 見た目とのギャップが激しすぎるんですけど。

 肉食獣だがきちんと躾をすれば人に害をなさないって商人の奥さんは言ってたけど、絶対きちんと躾してないだろ。


 だって獲物を狩るような目をして襲ってきてるんだからさぁ!



「バウバウ!」


「バウバウじゃねぇぇぇ!!」



 こんな猛獣にじゃれつかれてたまるか!

 一瞬で御陀仏だろうが!



「ほらほら。頑張ってください、アラヤさん。これもお仕事ですよ」



 んなことは分かってるよ、奥さん!

 ていうか優雅にお茶なんて呑気なものですね!

 こっちは必死だっていうのにさ!



「バウ!」


「うおっ!」



 少し気を緩めた途端にマロンが俺の足に噛み付こうとした。俺はそれを寸前で何とか反応して躱す。だがそこでマロンがそのまま頭から体当たりしてきた。



「ぐっ!」



 ミシミシッ!と嫌な音がした。体当たりされた勢いで俺は地面を転がる。


 いってぇ。骨は折れてない、か。

 内臓も、たぶん無事。


 立ち上がって顔を上げると、マロンは今にも突撃してきそうな体勢で待機していた。

 牛と相対する闘牛士の気持ちってこんな感じなのだろうか。



「グルゥゥゥ」


「…………」



 無言で回れ右をして脱兎のごとく逃げようとして、だがしかしわずか3歩目で服の首根っこを子猫のように咥えられた。



「ま、待て! ストップ!! ウェイト!! ちょっと話し合おうじゃないか、マロン! こっちは【身体強化(フィジカル・ストレングス)】も使えない生身の人間なんだ! だからここは一旦落ち着いて話し合おう!? そうしたらみんなきっとハッピーになれるだろうから!! 体重300㎏も超える猛獣の相手なんかしたら本気で死んでしまうからぁ!!」



 知るか、と言わんばかりに体をぶん投げられる。

 今度は何とか受け身を取ったが、相変わらずマロンはこちらをジッと見て駆け出す準備を整えている。



「バウ!」


「ぬおぉぉぉぉぉぉぉ!」



 そして命懸けの鬼ごっこが再開。



「チクショウ! これって絶対Eランクの依頼じゃねぇだろぉぉ!」



 ギルドに戻ったら文句を言ってやる!








 ギルドへ戻ったのは太陽が頂点に上っている頃だった。



「依頼、終わったぞ」


「お疲れ様ニャ」



 受付嬢に確認書を提示する。



「確認したニャ。この依頼も問題なく達成ニャ。にしても凄いニャね。半日で依頼を五つもこニャすニャんて」



 受付嬢の言う通り、俺はこれで五つの依頼を達成した。


 最初の散歩の依頼が思ったよりも早く終わったから文句を言うのも兼ねてさっさとギルドへ戻ったのだが、「じゃあ次にこの依頼ニャんかどうニャ? すぐ終わるし、今のうちに依頼をこニャせばさっさとランクも上がるニャ」と俺が何かを言う前に流されていつの間にか依頼が受領。依頼主の場所へ行く羽目になった。


 そんなことが四回も続き、壊れた屋根の修理と商品販売の手伝いの他二つの依頼もやることになったのだ。



「アンタが無理やりやらせたようなもんだろうが」


「まぁまぁ。そう怒らニャいニャ。おかげで後五つ依頼を達成すれば昇格できるんニャから」



 まぁ、その点は感謝するけど。早くランクが上がるなら願ったり叶ったりだし。



「それにいつの間にか敬語じゃニャくニャったニャね」



 だってなぁ。

 あれやこれやと立て続けに依頼をぶん投げてくる無遠慮なヤツに敬語なんていらんだろ。



「まぁそれは置いておいて、依頼の話ニャ。この分ニャら、後五つか六つくらいはいけそうニャ。とりあえずこの依頼をやるかニャ? すぐ近くにある酒場のお手伝いニャんだけど」


「待てコラ! サラッと勝手に追加で依頼を受注してんじゃねぇ!」



 そして半ば強制的に追加された依頼をこなす羽目になり、冒険者としての初日は踏んだり蹴ったりなものになったのだった。














 そんな俺がとある少女と出会ったのは、それから一週間が経った頃だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ながされすぎ。バカなの?と。しみじみ。
[気になる点] 主人公の友達3人がサイコパスすぎて話がすんなり入ってこない。 北条が一番の常識人にみえてしまうのはどうなんだろうか。 親友が3対1でボコボコにされて身体が燃えてるのに、ただ助けるだけ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ