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No.46:村田公式戦初登板!2回戦開始!

『これより両校のスターティングメンバー、並びに、審判団をご紹介致します。』





先攻・覚王山高校

1:中:牧原 健次

2:右:砂川 忠仁

3:三:二瓶 寿樹

4:遊:小泉 政康

5:投:十川 竜之介

6:一:佐藤 良隆

7:左:塚本 陽平

8:捕:木暮 博之

9:二:田辺 大貴



後攻・邦南高校

1:遊:慶野 文哉

2:二:林 大騎

3:一:小宮 哲都

4:右:大場 翔真

5:三:氷室 佑介

6:捕:西口 拓磨

7:投:村田 直政

8:左:藤武 将希

9:中:小野崎 恭也





二瓶『やってくれんじゃん。邦南。俺らなんて大場温存しても勝てるってか。』


小泉『まあまあ。そんな怒んな。打って引きずり出せばいいだろ。』


二瓶『マジで打つぞ。1年に邪魔されてたまるかよ。』








佳奈『へー!直、今日先発なんだ!やるねー!』


千夏『アンタのクラスメートの子ね。ピッチャーも出来るんだ。』


佳奈『クラスではあんな頼りな~い感じなのにピッチャーかぁ。想像つかないなぁ。』







酒井『直政。今日のブルペンのボールを見る感じ、絶好調だな。』


村田『やっぱ逸也もそう思う?最近マジでキテるんだよね。』


酒井『長年お前とバッテリー組んでた俺が言うんだから間違いない。お前が変に色気出さない限りマジで今日はいける。』


村田『ハッハッハッ!やっぱか!この観衆の皆に見せつけてやるよ!』


酒井『それを色気って言うんだよ…。』





 ***



『これより、覚王山高校と邦南高校の試合を始めます!礼!!』



『『お願いします!!!』』







《夏の甲子園予選、愛知県大会2回戦、邦南高校vs覚王山高校のゲーム、間もなくプレーボールです。まず守ります邦南高校、ピッチャーには1年生の村田直政を持ってきました。城海中学出身で、中学はシニアに所属し、全国ベスト8経験があります。》




牧原(1年っつってもこいつは全国経験もある。生で見たことはこれが初めてだし、侮れない。)




『1回の表、覚王山(かくおうざん)高校の攻撃は、1番、センター、牧原(まきはら)くん。』





西口(投球練習を見る限りかなり球は走ってるな。初登板の難しさもあるから油断は出来んがかなり期待出来る。)






村田(かかってこいよ。三流バッター共。)




西口(初球から飛ばしてけ。立ち上がりは誰もが難しい。)



村田(ストレートな。)





《さぁ、邦南高校期待の1年生、村田直政の注目の初球、ワインドアップモーションから、》





《投げる!!!》




牧原(!?)



ズッッバァーーーンッ!!!!!






西口(ナイボール。構えた所一杯。)



『ストライク!!ワン!!』




【144km/h】




牧原(マジかよ…。くっそ速えぇぞ…。)








《初球は144キロ!!!渾身のアウトロー!!!牧原は手が出ず!!》






佳奈『速っっ!!』


千夏『すっごーい!1年生とは思えないね!』






牧原(この球速自体県内でもそんな投げるやつ居ないし、なによりめちゃノビてやがる…。)


二瓶(ほー。144ね。1年生にしては相当出来るみたいじゃん。)



西口(2球目も続けるぞ。腕振って投げてこい。)




村田『ふんがっ!!』




牧原(振り負けるな!!)





ズッッバァーーーンッ!!



【145km/h】




《2球目の145キロも空振り!!少し高めに浮きましたがこれもバットに当たらず!!》




西口(低く来い。投げ急ぐなよ。ツーナッシングだ。)




牧原(やっぱ相当速い…。振り負けちゃダメだ…。)




《第3球、投げる!!!》





牧原(真ん中低め!!けどこれはストライクになる………!!)




西口(よし。)



カクッッッ!!!!




牧原(!?)





ブンッッ!!!!





村田『はい1つ目。』







《1番牧原、最後は左打者の泣き所、膝元へ切り込んでいくスライダーにバット回って空振り三振!!》



牧原(ストレートだけじゃ、ねぇってか…。)





西口(あのストレートと今のスライダー。これが維持できれば強豪私学にも十分いい勝負出来る。)




(悪いな覚王山。)





(これがウチ自慢の2番手だ。)





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