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詩集〔心を謳う〕

長詩〔永久の夢〕

作者: 文月

〔永久の夢〕


階段の片隅

汚れた身体を押し込めて

身を潜めた白昼夢

どれほどの時間が過ぎても

救われる事はない


少年達は夢を追った

自らの希望を見つけ

暗闇に歩み出す 

いつの日にか

大人に成れるよに


終わらない思春期の夢の中

進めないもどかしさがつきまとう

どうかなんて願うことさえ

馬鹿らしくなる

さあ、走り出した 

少年少女の夢物語


時代の片割れ

裂かれた思いを追いかけて

前を向いた若き人

これほどに時間が経っても

叶いそうにもない


少女達は前に向かった

自らの意味を見つめ

終末へ走り出す

いつの間にか

大人に成れていた


夢の中もがいて生きる

それこそ人なのだろう

幼き頃を懐かしんでも

もう戻れない

先に進め

前を進め

永久を進め


変わらない僕ら夢の中

生きていく不自由さを背負ってく

どうかなんて願っていても

時は流れてしまってる

さあ、止めどないこの

少年少女の夢物語

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