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秘密が暴かれることに恐怖する。



 時間がないと舌打ちをして、藤咲さんに『契約』をまだ切るなと一言いい、天使なお姉さんを『命じ』従えて市長は店から出て行ってしまった。あの様子では真名も握られてしまうのではないのだろうか。


 それにしても『契約』をまだ切るなって何でだろう?


 長谷部さんも会計を終えた後は短く挨拶だけして、雑貨屋に行くようだ。惚れられないでね。

 長谷部さんも読めない。藤咲さんを助けるのが良くないみたいに……いや、この場合、優先させるのが良くないと伝えたいのか?

 さりげに名刺くれたので、有りがたく登録しよう。

 携帯にアドレスを登録していたら、藤咲さんに頬をぐりぐりされた。

 笑顔なのに黒い。

 お、怒ってる!



「秋月、なんで気分転換しに来てこんな胃が痛むんだろう。父さんが来た瞬間は本気で吐き気がしたんだけど、ねえ?接待にすらなってないんだけど」

「お、おひついてくだしゃい!!」

「しかも、何ちょっと情報貰えたラッキー!みたいな表情を途中からしてたのかな?ねえ、聞いてる?」



 ふっふっふっと、怖い笑みだ。笑顔で怒る。やだ、助けて!

 ーー自業自得ですね、わかります。



「なに、また厄介な事に巻き込まれてるの?」



 頬をつねる手を止めて、心配そうに眉を寄せる藤咲さんに頭を振る。



「巻き込まれてはおりません」

「……突っ込もうとしてる訳か」



 はあ……っと、ため息の後、ぐにーっ!と頬を引っ張りあげる!!イタシッ!



「君は馬鹿と野次馬を兼ねそろえる気か!」

「いにゃーーっ!!」



 パッと、手を離された。



「……」



 冷たい目で見られてる。ヤバい。ご、ご機嫌をとらねば…。

 んーと、えーと……はっ、特に何も思い浮かばない。どうしよう。

 沈黙がいたい。

 ジーッと藤咲さんの顔色を確認しようと見上げていたら、藤咲さんがフッと鼻で笑い、



「秋月、頬、かなり伸びたよ」


 暴君!!


 後頭部を殴られたかのような衝撃的な事実に私は打ちのめされた。



「お酢!お酢ちゃんと飲んでるのに!!」


 最近だけど!!



「……お酢の効力も通じないくらい食べてるんじゃない?」



 二度目の衝撃!



「でも、最初が痩せてたし……秋月?」

「ご、ご飯減らします…」



 今日からご飯を半分にして、オカズをリンに横流ししなければ…。

 確かに頬がぷにぷにしてる。さっき、考えもせずに中華まで食べてしまった。



「あー…ごめん。無神経だったよ」



 よしよしと背中を擦られた。



「ほら、どこか見たい店とかない?」

「藤咲さんは?」

「あー…」



 藤咲さんが好きなメーカーのお店に入る。

 うむ、シャツ一枚が……私はそっと畳み直す。



「秋月、そんな高い店じゃない筈だよ」

「私なら二着……いえ、三着買えます」

「マルさんと兼用ならもう少し高めでも良いんじゃない?」

「はい?」

「貸し借りしてるんでしょ」

「はい」

「じゃあ、自分に似合うだけじゃダメだよね?」



 はっ、確かに。

 それによくよく考えたら流行の物とかお姉ちゃんは買ってるのに私、セール品っていうかほとんど見切り品になってる物を買ったり、どこかに出掛けるときの服は大抵お姉ちゃんのを借りてる。

 私、美味しいどこ取りの妹になってる!



「あれ?……安くなった服を買っても着なかったりも……」



 深く考え出したら、私、安物を買ったドヤ!と満足してた気が……あ、あれ?こうやって家計にダメージを与えて、お姉ちゃんを神光に誘導してるのか!なんたる忌もうと!!



「秋月、どうしたの?」

「け、堅実な貯蓄派ではなかった事にダメージを…」

「多分、誰も秋月の事をそうだと思ってないよ」



 爪が甘いから…と、憐れまないで!

 藤咲さんが数点服を買うようだ。その買った中からブイネックのシャツに着替えて、タートルネックを代わりに袋に入れてもらっている。



「?どうしたんですか」

「これ」



 あ、チョーカーを着けてくれた。

 藤咲さんが着けるとワンポイントのクロネコ様が俺は高貴なんだぜと全力で主張している気になる。



「……首輪っぽい」



 姿見の鏡を見ながら藤咲さん、呟かないで。そんな趣味はない。



「もう少しで誕生日だよね」

「はい?」

「松が誕生日花だって遵が」



 ……みんな乙女ーっ!とどこかで叫びたい衝動になる。そして、私は乙女として劣等生なのだろうか。



「今年は大丈夫そう?」



 あ、愚痴った件を心配してくれてる。



「神取が預かってくれるそうなので」

「神取……」



 そういえば、神取がきな臭い感じだと藤咲さんが言ってた気がする。



「ーー渡仲恒」



 その名前に一気に血の気が引く。な、なんで藤咲さんからその名前が…。



「もともとの『花』の持ち主の名前なんだけど。……初期メンバーは彼に借金まみれにされて食い物にされた人たちみたい」



 ……バクバクと心臓が煩い。



「それを神取が無理矢理奪い取った形らしくて」

「なんで!」



 知らない情報に驚いて、藤咲さんに詰め寄ってしまう。



「あ、秋月、落ち着いて」

「うーっ…」



 だって、神取がそんな事しなきゃいけない理由がない。表の会社は軌道に乗ってるし、わざわざそんな泥を飲むような真似を……。

 彩さんは誰とも関係を持っていないと言っていた。わざわざ面倒ごとに突っ込む理由なんて…。



「神取の事情は知らないけれど、渡仲って奴が神取を恨んで色々揉め事を起こしたり、足を引っ張ったりしているみたいだから、神取に会うなら少し気を付けなよ」

「……調べたんですか?」

「気を付けるには具体性が欲しいだろ。ああ、特に気を付けろって奴だから、あとは野次馬根性は抑えなよ」



 藤咲さんの気遣いは有りがたかったけど、神取の事を考えると気分が沈んでしまった。

 そのまま手を繋いで、二、三店舗回っていたらきれいな店員のお姉さんに洗顔セットのサンプルを貰った。

 ……あれ?どこかで会った気が……。ばいばーいと手を振られ、フランクな人だと頷いていたら、突然携帯にメールが。

 太刀川さんだった。

 曰く“知らない人から物を貰わないでください”と注意のメールだった。

 ど、どこかで見張られてる?

 あたりを見ましたが、知り合いはいないぞ。


「?急にどうしたの」

「いえ…」



 嫌な予感に洗顔セットの入った花柄の紙袋を確認すると、メールくださいね!という可愛らしい丸文字のメッセ付きの名刺!

 

 ……会長かあーたんに連絡して、彩さんに誰か聞こう。

 『花』について、詳しく教えてくれそうな人が欲しい。

 コインロッカーの荷物も回収してバスに乗って帰ると、いつもの夕飯の時間に少し遅れてしまった。

 藤咲さんと手を繋ぎながら帰ったら、玄関まで出てきたお父さんが笑顔だけど、黒い笑顔だ。



「いらっしゃい藤咲くん……あら、ルカちゃん、顔色が良いわね。楽しかった?」



 お母さんがにこにこと藤咲さんを招き入れてくれなかったら、藤咲さん、そのままフリーズしてたよ。

 

 あまりお腹が減っていなかったので、夕飯を半分にして貰ったら、お姉ちゃんがにこにことお父さんと同じ笑顔を藤咲さんに向けている。やめてあげてー。

 私がなにも考えず食べた結果なのだから。



「藤咲、今日、うちに泊まりますか?」

「え、ああ、うん」



 リンの言葉にあっさり頷く藤咲さん。

 市長、怖かったからね。リン、ナイス!


 とりあえず、今日わかった事を長いメールで雅さんに認め、彩さんにこの人誰ーという質問してくれと会長とあーたんにしてみた。

 家族にダイエット宣言をしたら、にっこりとまず私がそんな発想に至った経緯を聞かれ、最終的には「太ってない」と異口同音で言われた。

 ……運動量は足りないけど。とは言われたけど。

 リビングのソファで皆で宿題を終えごろごろしていたら雅さんから“君は何を聞いてたんだ?”と返信が有った。

 ……文化祭終わってからって約束だった!

 慌ててタイミングがよかったのでと言い訳メールを送っておいた。“明日くわしく”と返ってきたので多分説教だ。



「そういえば、佐伯さんいないね」

「今日は外で食べてきたらしくて……あのバカ」



 リンがご立腹だ。



「どうしたの?」

「今日神光に行き理事と名乗っている男に奢って貰ったとのほほんと言ったんですよ」



 それは不安しか残らない。



「ああ、そうだ。明日、僕は夕飯いりません」

「え?」

「遵とテルの様子を見に行って来るので」



 いつの間にかあーたんと仲良くなってる!



「私も!」

「セラが直球で来るなと言ってましたよ」



 セラ様!遠回りもなしでですか。ひどい。

 お姉ちゃんが皆の分のジュースを持って戻ってきたので、ソファに座れるように席を空ける……ん?

 あれ?なんだかこの部分変な感触する。



「どうしたの?」

「んー?」



 首を傾けていたら、メールの着信音が鳴ったので見てみる。

 会長からだった。

 “信頼できる人だと彩は言っている”らしい。

 じゃあ、太刀川さんと一緒に会いに行ってみよう。



「そうだ。ルカ、達也先輩から」



 どうぞとSDカードを渡された。



「遅れてごめんねって」



 リンが、じーっとこちらを見ている。取り上げられてたまるか。安眠がかかっているんだぞ。




 藤咲さんとリンが家に戻っていったので、お風呂に入り、今日はちゃんとこれで寝れるようになったのか実験をする事にした。

 音楽を流しながら寝る。……優雅な趣味に目覚めそうだ。

 よし、スイッチオン。

 ……曲が流れ始めたのでベッドに潜る。あ、やっぱりほっとする音……、








 --誰かに頭を撫でられている感覚がある。



『『  』、また泣いてるの?』


 あ、これは夢だと確信した。でも、嫌な感覚はない。生々しくなくただ、懐かしい感覚だ。


 『私』が泣きながら訴える。



『男の子じゃなかったからいけないんだって。どうせ、なら男の子が欲しかったって』

『そんなの『  』のせいじゃないじゃないか』

『だっで…おがあざんが』



 わあわあ泣き始めた『私』の背中を撫でて、ほら、家においでって。



『ーー『  』は、可愛いよ。大丈夫、ここに居ていいんだよ。君が好きだよ』






 目が覚めたら、朝だった。……枕が湿っている。

 ーー『お兄ちゃん』の夢だった。

 すっきりとはいかないまでも寝れた。

 ぐずぐずと涙が流れた顔を洗おうとドアを開けたら、ドアの先にノックをしようと形を取っていたーーリンがいた。


「……おはようございます」


 リンが挨拶と一緒に頭に手を伸ばして撫でてくれたので、無言で抱き着く。一瞬誰かとダブってしまったとかない。

 リンはリンだもん。




 


 学ランの予備をリンの家に置きっぱなしにしていたらしい藤咲さんは今日は教科書を隣の席の人に見せてもらうことで乗りきるらしい。頑張って。

 しかし、昨日から変なメールが来るなー。“いつ紹介してくれるんだ!”とか、絶対紹介しないぞ。三下同盟の同志よ。“雑貨屋の人から市長のところにいる者は温情を貰い『この土地』から追い出すだけになったと伝えておいてって言われたよ”とかも有った。ぬぅ、有益な情報をくれたのか無登録な佐伯さん。市長のところに居るより良い事なんだろう。後は、自力で『感謝』の意味を考え直すしかなくなるんだろうけど。



 そして、日比谷さん、登校早々睨まないで。



「頼んだものは?」

「おはよう。日比谷さん、昨日は私、登校してないから」

「はいはい、おはよう!……ちっ、使えない」



 昨日、どうやら会長がソファで一眠りしていたのを雑務係をしていた方々が見たらしい。

 それを撮れとか、君はどれだけ会長が好きなんだ。だが応援はしない。

 だって、シスコンの同志ではあるが友達ではないからな!



「ルー、何を開眼したような目をしているんだ」

「あ、雅さん」



 教室まで来てくれるなんて珍しい。雅さんの姿に皆固まった。どうしたよ。



「おはよう」

「「おはようございます」」



 教室に居たクラスメイトたちとハモった!



「それから、日比谷」

「は、はい!」



 びくり、と身体を震わせる日比谷さん。雅さんは無言で自分の携帯を開き、なにかを見せつけた。



「欲しければあげるが?」

「ーーッ!?」



 葛藤している。……っていうか、ちらちら私をなぜ見るの?

 ん?耳を貸せとジェスチャー。なんでしょう。



「貰ってきなさいよ」



 あ、言い捨てて逃げた。顔が真っ赤だし。



「雅さん、どんな破廉恥な品ですか?」

「海パン姿だ」

「……私の携帯にはまだ早い品です」

「そうか、話があるから来てくれ」



 日比谷さん、あと五年と十日くらい過ぎたら貰ってくるね。

 生徒会室に行くと誰もいない。



「会長にまだ説明していないんですか?」

「どう説明したものか。リンは楽だったが」



 あんなにあっさり転生を受け入れてくれるとは思わなかった。

 とりあえず『記憶消去』が肉体にまで影響を与えられて、禁忌にされているらしいことを伝えると、雅さんは頷いた。



「禁忌だとしたらセラに気軽にやってみてと頼まなくて良かった」

「凄い雷が落ちそうです。物理でも」



 お互いに頷きあう。



「しかし、長谷部雪輝という人間が本当に光原冬馬だとして、何故狙った相手の方ではない相手に能力を使ったんだ?」

「勘ですが」

「なんだ」

「実験じゃないかと思います。意中の相手にどんな不具合が生じるかわかりませんので……通常なら禁忌とされるまでの使用をした事がないと思います」

「……」



 雅さんが無表情だ。



「それから市長が強いです」

「具体的に」

「『この土地』に嫌われると市長に逆らえません。いずれ淘汰されるとも言ってました。でも温情貰って土地から追い出すだけになりました」

「そうか…しかし、『この土地』に嫌われる基準がわからないな」

「そうですね…」


 それから、天使や悪魔の容姿について話したりしていたら、HRの時間になってしまった。

 まだ、なにか話したりない気がするが、時間では仕方ないと頷くと、雅さんが頭に手をおいて、



「こういう人の話を聞くと云う行為は、私は苦手だ。だからルーのおかげで助かる。ありがとう」



 少しだけ目元を柔らかくした笑みと頭を撫でてくれる感触ににっこりと笑顔で返す。



「はい、秋月ルカがんばります!」

「しかし、危険だと思ったらすぐに逃げるか連絡しなさい」

「はい!」



 釘をしっかり刺す辺りはさすがです。


「後はもう少しで文化祭だ。お手伝いに集中してほしい」

「はい!」



 ビシッと敬礼する。


 お手伝いをして、お姉ちゃんと帰宅し、リンの帰宅をそわそわした気持ちで待つと、リンが難しい表情で帰ってきたので飛び付く。



「リン!」

「ルカ」

「リンくん、お帰りなさい。……どうしたの?顔色、真っ青だよ」

「……マル」



 ふらふらとお姉ちゃんに近づいて抱き締めるリン。



「え?え……っと、リンくん?」

「ーー忘れたくない」

「リンくん?」



 困惑しながらお姉ちゃんが、リンの背中にそっと手をまわし、ポンポンと背中を叩いている姿をじっと見つめていたら、後ろからそっと目を隠す存在が。



「ルカ、邪魔しちゃだめだから」


 お父さん、もう一目くらい!!


 粘ろうとしたら抱き上げられてお布団に連行された。己、お父さん!!


 二日目も『お兄ちゃん』の夢だった。三日目も……どうやら、リンの弾いた曲を聴くと強制的に『お兄ちゃん』の記憶の夢になってしまうようだ。嫌な夢ではないが、起きた時泣いてしまっているのが困る。


 文化祭まで大人しくと雅さんに言われたので大人しく睡眠をきっちり取り雑務係を続ける。ーーそして、当日になった。



 私と一緒に雑務係になった人たちが一度生徒会室に呼ばれた。



「今日まで雑務を手伝ってくれてありがとう」


 何故、会長じゃなく雅さんがお礼を喋っているんだろう?



「そして、今日の君たちには」


 生徒会の一部がくすくす笑っている。会長、不機嫌ですね!



「お片付け係を頼もう」


 やはり手作り感満載な新たなネームプレートが……。無表情なのにかがやんばかりのどや顔に見える。


「「「無表情でふざけんなーっ!!」」」


 皆怒ってるよ。


「ほら、ルー」

「あ、はい」



 あだ名に関して諦めの境地に達した私があっさりと受け取ると、他の雑務係が動揺している。ふ、右胸のあたりで輝くお片付け係のネーム。


「あ、じゃあ……」



 次々に雅さんからネームプレートを受け取るもと雑務係。現お片付け係。そこに呆れながら眺めていた会長が一石を投じる。



「風紀委員の腕章を用意していたのだがいらなかったか?」



 みんなネームプレートを投げた。もっと早く言ってー。




 ゴミ箱のゴミが溜まったら袋を交換してポイ捨てのゴミがあったら拾うだけの簡単なお仕事です。その他は暇です。そう、お話いただいておりました。九時から、券を持った父兄やら親戚やらが来るはずなので、お姉ちゃんたち実行委員は校門前でチェック体制に入っている。私は、意味もなく校舎を歩く。

 貴重品を紛失した場合・拾った場合は生徒会までの看板を持って。なのにーー、



「お片付けの女王、悪いんだけどちょっと先生呼んできてくれない?」

「風紀の女王、あっちで問題が起きてるからどうにか諫めてきて」

「あ、秋月さん」



 私は、こちらに走ってきた片倉さんの言葉に感動で身を震わせた。



「秋月さん?」

「そうです!!私は秋月ルカです!!」

「う、うん、知ってるよ」



 不満で頬膨らませると笑顔でツンツンと頬を突っつかれた。なんだと!?


「機嫌直して、リンを探して……」

「アキアキーっ」



 私の腕に突然の飛び込んできたツインテールだが、執事服を着た泉さんに私と片倉さんは驚いた。



「い、泉さん」

「連れてきたよ。アキアキーー」



 にっこりと微笑む泉さんに本能的な恐怖と、



「運命を」



 免罪符を取り払える歓喜に『私』がどうして、そんなに怯えているのか首を傾げた。









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