一途の希望
相変わらず働かせてくれと頼んでも拒否してくる二人からとある情報が!
それから一時間位、働かせてくれとお願いしたけど、ことごとく二人に却下されソファーの上で体育座りする事で二人を困らせることにした。
「桜?何でソファーの上で体育座りしてるんだ?」
「困らせようと思ったので。」
「桜、敬語はいらないと僕達言いましたよね?次敬語使ったら身の回りの世話を全部されるという罰を受けて貰いますからね?」
「え?鬼な…「何か言いましたか?」何でもない…うん…」
嵐さん、敬語でずっと真顔だからか威圧感半端ない…
「で、桜。何でソファーの上で体育座りする事が俺達を困らせる方法に繋がるんだ?」
「ソファーを占領してるから。これなら困るでしょう?」
「いや…全く困らないが?」
「それくらいでソファーの占領になりません。僕達を困らせたいなら高級チョコレートをお腹いっぱい食べたいとか、ブランドもののバックや服が沢山欲しい位言わないと困らせる内に入りませんよ?」
「今嵐さんが「嵐と呼び捨てでと言いましたよね?」……嵐が挙げた例だと私、ただの我が儘な女じゃん。それにお金払って貰うことになるし。やっぱり働かせ…「「駄目だ。/です。」」何で許可してくれないの?」
何で二人とも頑なに私が働くのを却下してくるんだろうか?働けば生活費入れられるし、貯金してお金貯まったら自立して一人生活するのに。
「あのなぁ、桜。お前、こっちの世界の桜の履歴書とか書けるか?どこの学校に行ったとか、何の部活に入っていたとか。」
「それは卒業アルバム見たり、二人に聞いたりすれば履歴書書けるし…」
「聞かれても答えませんよ?後、履歴仮に書書いて面接受けようとしても落ちると思いますけどね。」
「何で?長い間働いたりしていないから?」
「それもありますが、このヘタレ野郎「おい!いい加減桜の前で俺をヘタレと言うな!」はぁ…海斗の父親が裏で手を回してどこにも受からせないようにすると思いますからね。」
裏で手を回す?へ?海斗のお父さんってそんな社会に影響力がある人なの?もしや此方の世界の私が働かないで、海斗と同居生活していたのもその人の判断?何故に?
「俺の親父、色んな会社に恩を売ってる大企業の社長だしな。後、親父自身が言っていたが、もし、パラレルワールドの桜が来たらとことん甘やかすと宣言してたし。それこそ駄目人間になるくらいに甘やかすって。」
「待って!海斗のお父さんってパラレルワールドの世界の事を知ってるの!?」
「おう。何なら昔パラレルワールドに行ってお前と会った事があるとか言ってたが…確か、公園でブランコに乗ってるところを見かけて話しかけたとか…」
まさかあのお兄さんが海斗のお父さんだったとは。海斗のお父さんに会えば戻り方が分かるかもしれない…
「海斗、海斗のお父さんに会える機会とかある?」
「確か今日は一日休みだから言えば会えると思うが…何で会いたいんだ?」
海斗が怖い顔してる…何故?私と海斗のお父さんが会うの阻止したいの?でも…話したい…
「昔、沢山慰めてくれたからお礼が言いたいの。」
この機会を逃すわけにはいかない!
桜は無事に海斗の父親から情報を聞き出せるのか?次回出せたらいいな…




