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無題  作者: モズ
1/1

無題

目を開けると真っ白な空間にいた。

「みなさーん元気ですかー元気のない人は手をあげてくださーい」

は?

いつの間にか目の前に人形の女の子が立っていた。

年は幼稚園児ぐらいに見える。

そして俺の周りには赤と青の饅頭の様なものが漂っていた。

「おやおや皆さん困惑しているみたいですね

わたしはこしあんのおまんじゅうがすきだよ」

こし餡派の俺はうなづきつつ、

自分がなぜここにいるのか感じた。

「そんなあなた達に説明してあげるね

ちゃんと耳を傾けてよ」

考えていることを中断し、答え合わせを待った。

「まずあなた達は修学旅行に行ってたんだ」

確かそうだった。

修学旅行の真っ最中、飛行機で大阪に向かっていたはずだ。

「そして飛行機が墜落しちゃったんだ、

そして君たちのクラスだけが死んじゃった」

俺たちのクラスだけが死んでしまったのか。

同じ飛行機に乗っていたのになんでだ

「もっと詳しく教えて欲しいの?

ダメだよ、空のバーベキューはR18だよ」

空のバーベキュー?

そんなにグロいのか

そんな中奇跡的にこのクラスだけが死んだのか

36人全員

「死んだ時のことを覚えていない? わすれてもらったよ

覚えていたら話をできないだろうからね」

それはそうだ、

かなり悲惨な死に方だったんだろう。

「おっ やっとわたしの正体が気になったんだねすごーい

わたしはイビセント 神様だよ

死んじゃった人を助ける優しい神様なんだ」

優しいな神様なのか

「そう、若くして死んじゃった人とかを異世界とかに、

転移させてあげてるんだ。先生はいい年だったから、

輪廻の輪に戻ったからね」

饅頭は赤が19青が俺を入れて17

クラスの数しかないみたいだな。

と言うことは、親友の琉花(るか)薄暮(はくぼ)

いるのだろう。両方青だと思うが見分けがつかないな。

「そう、今半分ぐらいが思ったクラス異世界転移だよ

レベルとステータスがあるゲームみたいな世界だよ、

やったね」

クラスの半分もそんなことを考えていたのか多いな

「チートはあるのか? ないよわたし1柱が、

勝手に転移させるだけだからね、

でも会話と読み書きをサービスしてあげるよ

転移の準備をはじめるね」

彼女が手を振ると、ウィンドウのようなものが現れた。

1番上に名前と180ptと書いてあり、

下に種族とスキルが並び必要ポイントが書いてある。

「異世界だから適応できる様に編集できる様にしたよ

ポイントはみんな同じくらいだよ前世の努力は君を裏切らないよ」

180か多いのか少ないのかわからないな、

この空間では声を出さないみたいだ。

友達が多かったわけではないが、

勉強と運動はそこそこだったと思う。

現地人より高いと嬉しいが

「えっと、向こうの人のポイントはみんなより低いよ

頑張れば一人前に働けるよ」

チートは無いらしいし、堅実に選ぶべきだろう。

「欲しいスキルがあるなら追加してあげるよ」

追加されたスキルは(new)と頭についているみたいだ。

「一応ヘルプを追加してあげるよ

ゲームをあまりしない人は追加してみてね」

ヘルプかゲームは結構やってたし、必要ないよな。

新しく追加されたスキルは20を超えるみたいだ、

チートに見えるスキルを避けてスキルを取るべきか、

種族から確認するか、ポイントの必要ない

『ヒューマン』

『平均的な能力の種族』

簡潔だな、ヘルプがあるってことは追加の内容がわかるってことか

次は必要ポイント30。

『エルフ』

『魔法が得意で、ヒューマンの2倍の寿命を持つ』

30ポイントで魔法と寿命が伸びるのか。

次、必要ポイント60。

『ハイエルフ』(new)

『魔法が得意で、ヒューマンの10倍の寿命を持つ』

ポイントはエルフの2倍なのに、

寿命は5倍か、デメリットがありそうだな。

次は、必要ポイント65。

『バンパイア』(new)

『魔法の才能を持ち、寿命がない』

魔法の才能と寿命の価値が高ければ

ポイントはもっと高くなると思うが、

バンパイア選ぶ奴はいないだろう。

後は『獣人』と『ドワーフ』ぐらいか。

獣人は力が強い

ドワーフは頑丈

これを選ぶならエルフの方がロマンがあるな、

とりあえずスキルも確認するか。

『剣術』『槍術』『斧術』必要ポイントは10で、

レベルは5まで上げれるのか。

『○の扱いが上手くなる』

あと『○の才能』必要ポイント10

気になったのは

『頑強』必要ポイント10

『体が強くなる』

これは多分必須だろう、

ゲームの様な世界なら戦う必要があると考えた方がいい。

『○属性魔法の才能』

『○属性魔法を習得できる様になる』

これはロマンがある。


1時間ぐらい、悩んだ結果俺のスキルはこうなった。

()は使用したポイントだ

【頑強LV1(10)】

【剣の才能(10)】

【剣術LV1(10)】

【回復属性魔法の才能(15)】

【回復魔法LV2(30)】

【鑑定LV2(45)】

【水属性魔法の才能(15)】

【水属性魔法LV1(10)】

【忍び足LV1(5)】

種族エルフ(30)

これで180ptしっかり使い切った。

「そろそろみんなポイントを振ることができたかな?

使わなかったポイントは無くなるから気をつけてね」

使い切っといてよかった。

「わたしが適当に4人組で転移させるよ

準備できたね」

「良い人生を」



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