表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクはVtuberになりました!  作者: 雪代ゆき


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/107

第43話 ママに会ったよ!

あのリアル凸配信から数日、ボクはまた事務所に来ています。


「お疲れ」


「あ、六条さん!お疲れさまです」


《《いつも》》の部屋に行こうとすると六条さんが声をかけてくれた。


「今日はどうしたんだ?」


「実は父さんから呼び出されてて...」


「内容は聞いていないと」


「はい」


こめかみのあたりに手を当てる六道さん。...父さんがほんとすいません.....


「俺が聞いている話だと、ゆうき君の3Dに関しての話し合いだった気がするぞ。はるさん来てるしな。案内するからついてきな」


「ありがとうございます!」


六条さんに連れられながらボクは思った。

(そろそろ父さん叱ってもいい気がしてきた)



◇◇◇


「はる先生、入りますよ」


六条さんはそういいながら部屋に入る。


「ちょっと、ちょっと。返事を待たないのはどういうことなんだい?」


「はる先生だから別にいいかと」


「それは心外だ」


中にいたのは名前から想像できる通りの女の人ではなくて、スラっとした外見の男性だった。


「まったく...昔は《《お姉ちゃん》》ってかわいかったのに...」


「え?」


今お姉ちゃんって言ってたよね??


「ていうかそこの子はもしかして」


ボクの存在に気が付いたのか近寄ってきてまじまじとボクの顔を見てくる。


「あ....あの、」


「おい姉さん。ゆうきが怖がってるだろう?」


「おや、これはしっけい」


「まったく、紹介しようここにいるのは....」


「氷柱ゆいのモデルイラストをやってる六条陽彩ろくじょうひいろだよろしく!」


そこにいたのはボクのママでした。




「ていうか、『はる』で名乗らないのかよ」


「ん?ああ、はるって名前でフリーのイラストレーターもやってるぞ」


「なんでネットで活動しているのにペンネーム忘れるんだ...」


頭を抱えながらに話す六条さん。今日は頭を抱えてばっかりだけど大丈夫かな?


「身バレしてないんだからいいだろ?」


「それが不思議でしょうがないんだよ....」


「あ、あの...陽彩さんは六条さんのお姉さん?何ですか?」


「ああ、そうだよ。いつも弟が世話になってるね」


「い、いえ!なんならボクの方がろくじょ...弘人さんにはお世話になりっぱなしで...」


インパクトは強いけど、少し話しただけでもわかる暖かさを持った人で、お姉さんというよりも姐さん感が強い人だった。


「しっかし、この変わり者だらけのセカプロにこんなにいい娘が入って大丈夫なのかい?」


「姉さん。言いたいことはわかるが、ゆうきくんは...」


「男だってことは知ってるよ」


「な、ならどうして...」


ボクが男だと知ってなお娘と言う陽彩さん。恐る恐る聞いてみると意外な言葉が返って来た。


「氷柱ゆいには性別設定がないんだ。だからどうゆう風にするのかは自由だってあたしは考えるけど...あ、嫌だったかい?だったらごめんな?」


「ええっと別にそれは大丈夫なんですけど...《《ボク》》って性別なかったんですか!?」


またボクには知らされていなかった情報が明らかになり、今回こそ文句の一つでも言ってやろうとそう思った時、扉は開いた。


「そろってるか〜?」

読んでいただきありがとうございます!



下にある☆を★★★★★にしていただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ