表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボクはVtuberになりました!  作者: 雪代ゆき


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/107

第34話 アホな父と優しい仲間

連続投稿6/14話目!!

それは昨日の夜の事....


りんと:〈よう、調子はどうだい?〉


ゆうき:〈ねつあがっちゃった....〉


大体の仕事が片付いた後りんとはゆうきに電話を入れていた。


りんと:〈なんか食べたか?〉


ゆうき:〈あさごはんすこしたべたぁ〉


りんと:〈食欲無い感じか?〉


ゆうき:〈そんなかんじぃ~〉


りんと:〈大丈夫そうか?〉


ゆうき:〈だいじょうぶ.....だよ?〉


りんと:〈なら良いんだが...そろそろ切らないと、悪いな〉


ゆうき:〈ううん。がんばれぇ~〉


部屋をノックする音が聞こえ慌てて電話を切りデスクに向き直る。扉を開けて入ってきたのは....


「どうでしたか?」


「なんだ、草薙と六条か....驚かすなよ」


「それはさぼりをしていたと受け取っていいんですね?」


「あ、いや....あれだ!ゆうきに少し連絡とってたんだよ」


「ゆうきくんをさぼりの免罪符なんかに使わないでください!」


少し前のめりになりながら諭す草薙に対して腕を組み溜息をつく六条。


「それで?ゆうき君の容態はどうでしたか?」


「それがよ、昨日より熱があがってるらしい」


「え!?大丈夫なんですか?」


「まあ、本人が大丈夫って言ってたし....多分大丈夫だ!」


時たま垣間見える無知が最悪の方向で発動してしまう瞬間だった。

あまりの言動に草薙と六条は何も言えないでいると乱暴に扉が開いた。


「話はきいた!今から行くぞ!」


「ちょちょ!私は何で連れてこられたんですか??」


扉の前でドヤる莉奈といきなり連れてこられたのか、何もわかっていない様子の桐山。


「行くって、どこにだよ?」


「なんでわからないのかな!?ゆうきくんのところに決まっているでしょう!」


「あの...仕事は?」


全員の剣幕に気圧されるりんと


「「「そんなの後!!」」」


「は、はいっ!」


りんと、六条、草薙、莉奈、桐山の五人は車に乗りゆうきの家に向かった。


「こ、これってどういうことなんです???」


移動中の車で桐山は聞いた。


「ゆうきくんが、風邪を引いたらしいんだけど、この馬鹿は本人が大丈夫って言ったからといって何もしない気でいたんだよ!」


「で、でも、本当に大丈夫の可能性もあると思うんですけど...」


「そのあたりは多分間違いないと思います。ゆうきくんが『ひとりだけどなんとかします』なんて言ったのはこれが初めてで、普段だったら絶対こんなことを言わずに本当に一人で何とかしてしまうんです」


「もし、本当に大丈夫だったら俺たちの無駄足で済むからな。何かあるよりかはマシだ」


「確かにそうですね!」


若干困惑した桐山だったが、ある程度状況を理解できたようで表情を締める。


「ところで...りんと。他にゆうきくんはなんか言ってなかったのかい?」


「たしか...あんまり食欲がないけど朝は少し食べたって言ってた気がする」


ここで補足しておくが、今までりんとの周りでは風邪をひく人がおらず。なっても寝ていれば治ってしまう人ばかりだったため、風邪に関するというより、流行病に関しての警戒心とかかった時の危険さを知らない。


無知もここまでくると大変怖いものである。


「ダメじゃないですか!?」


「ゆうき君の性格を考えるにほとんど何も食べていないに等しいだろうな」


「このっ!ばかりんと!!!草薙っ!」


「もちろんです!」


草薙はアクセルをまた強く踏み、ゆうきの家に急ぐのだった。

読んでいただきありがとうございます!



下にある☆を★★★★★にしていただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ