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ボクはVtuberになりました!  作者: 雪代ゆき


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第30話 ライブに向けて

先週は更新できなくてすいませんでした....


その為今回は14話連続投稿です!!

ラムネお姉ちゃんとのコラボ配信を終えた後。ボクは父さんに呼ばれていた。


(セカプロにボクも所属している訳だから、ボクも社長って呼ぶべきかな?)


指定された部屋の前に立ちノックをする


「ゆうきです」


「お!はいってこーい」


いつもの緩い返事が返ってくる


「なんの御用なんです社長?」


ボクはさっき悩んでいたことを実践してみる。


「うわあああぁあああ!息子が社長呼びしてきたよぉ~俺は悲しい。猛烈に悲しい。何とか言ってよ京子ちゃん....」


父さんの対面に座っていた背筋がきれいな女性。何か武道をやっているかのような佇まいだ。


「ゆうきくんはりんさんの会社に所属している訳だから正しいんじゃない?」


「京子ちゃんそんなこと言わないでぇええ」


また机に突っ伏してしまう父さん。本当に今のこの状態が素なのかと思うと、少しだけ前の家にいた時の威厳を取り戻してほしいと思ってしまう。


「りんさんは置いておいて....久しぶりね、ゆうきくん」


「えっ...と?」


申し訳ないがこの人と会った記憶はない。こんなにきれいな人は忘れないと思うんだけどなぁ


「ふふ、そうよね。ゆうきくんに最後会ったのが2歳ぐらいの頃だもの」


「ああ、そうでしたか!どおりで覚えていないはずです。こんなにきれいな人ならボク、忘れないはずなのに」


「ふふ、お世辞でもうれしいわ♪これでももうすぐ五十になるのよ?」


京子さんの外見は全くそう見えず、なんなら20代でも通じるレベルの美貌を持っている。


「え?」


「うんうん。そう思うだろうがこの魔女はほんとに五十だ」


「りんと。そろそろお仕置きしようかしら?」


「勘弁してください」


話を聞くと父さんとは大学での先輩後輩らしく卒業以降も度々仕事やプライベートで会う機会があるらしい。


「それで?今度はなにを企んでいるの父さん」


「企むって、人聞きの悪いことを言わないでくれよ」


「普段の行いね」


「う゛っ」


「はぁ...()()の変わりに私が説明するわ」


「お願いします」


京子さんは椅子に座りなおして仕事の話を始めた。


「半年後にここのタレント総出のライブがあるでしょう?それに向けての歌とダンスのレッスンをするためにここに来てもらったの」


「なるほど...って踊るんですか!?」


「何を言ってるゆうき。さすがにチケット代取っておいて2Dが動くだけのものを見せれば非難の嵐だぞ。なんなら普段の配信と変わらん」


いつの間にか再起していた父さんが話を挟む。


「3Dモデルを動かすのはゆうきくんだから、モーショントラッキングの練習もかねてのレッスンってわけよ」


「だ、大体わかりました。それで、その先生が京子さんってことですか?」


「その通り!察しがいい子は好きよ♪どっかのバカとは違って」


「む!」


「なによ?」


今にも火花が飛び散りそうな二人。なんか、こんな父さんを見るが初めてだから新鮮だなー


「そ、それよりも!いつからレッスンを始めるんですか?」


「おう、そのことなんだけど」


「このバカりんとが明日からって言ってるんだけど...無理しなくていいからね?」


「....またなの?」


ボクが呆れながらそう聞くと逃げるように笑い飛ばす父さん。


「そんな感じだと思ってたわよ...それじゃあゆうきくん。来週ぐらいから....」


「いいえ!明日からで大丈夫です!」


「そんなに急がなくても後半年はあるんだぞ?」


「あと半年しかないんだよ?父さん」


「その通りだゆうきくん」


にやりと笑った京子さん


次の日。超特訓を開始したゆうきはまた数日配信を休むことになるのはまた次のお話。

読んでいただきありがとうございます!



下にある☆を★★★★★にしていただけると嬉しいです!

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