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ボクはVtuberになりました!  作者: 雪代ゆき


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第21話 新しい学校②

新しい学校での一日はようやく折り返し地点。お昼休みになった。


「ごはん食べに行こうよ!」


ボクの手を引いたのは隣の席に座るあきらくんだった。

まだ届いていな教科書とかを見せてくれたりとかとてもやさしくしてくれた人だ。


「購買に行くの?ボクは...」


「ふっふ~!ここは購買じゃなくて食堂があるんだよ!さあ行くぞ~!」


「わわ!ぼ、ボクお弁当...」

ボクの声が聞こええていなかったのか昌くんは自信満々に突き進んでいった。





手を引かれるままに着いた場所はまるでショッピングモールのフードコートのような場所だった。


「はは!やっぱり最初はそうなるよね」


「ここがほんとに?」


「ああ、正真正銘うちの学校の食堂だ。値段を見てみろ」


近くにあった看板に目を向けると、”○○定食 400円”と書かれていて画像を見るにお店で食べたら1000円近くするようなボリュームだった。


「あそこは中華であっちは洋食そんでこっちが和食だ。どれにする?」


ジャンル別にいくつかの店?に分かれているらしく、その様子は本当にフードコートと変わりないほどだった。


「う~ん、ごめんだけどボクお弁当作ってきてるからいいかな」


前の学校でもそうだけど、いつもお弁当を持って登校していた。あの学校にも購買はあったけど、びっくりするほど小さくて、いつもすぐに在庫がなくなっていたのを思い出した。


「げ、そうだったのか~じゃあ、俺も教室で食べるかー」


「え、でも、食堂に来たってことはお昼持ってきてないんじゃ...」


「大丈夫、ここはコンビニもあるから」


元の学校が貧乏なのは知ってたけど、普通の学校にコンビニなんかあるわけがない。けど少し歩いた先にほんとにコンビニがあった。しかも91って普通に大手のコンビニ企業....


「買ってくるから少し待っててね~」


そう言って昌くんは店内に消えていった。


改めてこの学校の規模の大きさにびっくりしていると、声をかけられた。


「ねね!困りごと?」


「もしかして転校生??」


少し派手な服装をした男子生徒に絡まれた。


「え、えっと、、大丈夫、です」


駅の時の轍を踏まないと思いながら、怖いけど断る。


「ほんとにそうかー?のわりには随分キョロキョロしてたじゃねーか」


今度は後ろに控えてた絶対身長180オーバーの強面の人が話しかけてきた。


(や、やっぱり怖い!!)


最近配信で不特定多数の人とは話すことが増えたから少しは克服できたと思っていたけど、そんなことは無かった。


「こーら、センパイ!」


鶴の一声とはこのことだろう。買い物から戻ってきた昌くんが助け船をくれた。


「そんなに怖がらせちゃダメでしょう」


「いや、ほんとに困ってた風に見えたんだが」


派手な格好の先輩が反論する。それに後ろの強面の先輩もうなずいた。


「でも、あの聞き方はほんとにナンパしてるようにしか見えないですよ」


「そ、そうかな」


あ、あれ?なんか話を聞いているといい人な気がしてきた。


「まあ、その、怖がらせたのなら謝るよ。すまんな」


そう言って二人は去っていった。


「あんまり怖がらないであげて。ああ見えて優しい人だし、何よりこの学校の生徒会長だから」


「えええ!?」


人は見かけによらない。この言葉の通りの人が現れる日が来るとは。そんな驚きをよそに昌君は戻るぞ~といって教室に向かっていくのが見えてボクは慌てて昌くんの後を追いかけるのであった。


お弁当でクラスの視線を釘付けにするのはまた次のお話。

読んでいただきありがとうございます!



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