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ボクはVtuberになりました!  作者: 雪代ゆき


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第19話 事務所に呼び出されたよ!

次の日、ボクはお姉ちゃんと一緒に事務所まで来ていた。


「お、お姉ちゃん...ボクなんかやっちゃったかな??」


ボクが思い当たるのは昨日の配信。特に雑談枠の記憶がないのだ。きっとそのことに関しての話に違いないだろう。一体何をやったんだ昨日のボク....


「大丈夫だよ!....ある意味やっちゃったんだけど」


最後にぼそっと言ったのはちゃんと聞こえてるよ!あああ、怖いよぉ...




「お?来たか」


こないだと同じ部屋...つまり社長室に通されたボクたち。絶対何かやらかしたんだ!!


「えっと...」


「まあ、座れや」


「はい...」


「?」


緊張しているボクを見て不思議に思ったのか父さんは首を傾げた。


「ゆーくんは昨日何かやらかしたんじゃないかーって不安がってるのよ」


「ああ、そういうことか」


笑いながらいきなり本題を付くお姉ちゃん。


「結果から言うと....」


思わず息をのむが、何を言われても受け入れなければと心構えを作った。


「大成功だ!もう笑えるぐらいにな!」


「えええ!?」


「何をそんなに驚く?あ、またネガティブな方向で考えてたな~」


ボクの考えを簡単に看破する父さん。


「嘘だと思うならチャンネルを見てみろ」


そう言われてスマホを確認する。自分のチャンネルを開いてみるとそこには...



◇◇


氷柱ゆい/Turara Yui

登録者数 14.8万人


◇◇


「....えっと、バグ?」


「まあ、今までに類を見ない速度だからなそう思うかもしれないが、現実だ」


にやにやと笑いながらそういう父さんに詳しく理由を聞いてみたら、昨日の雑談枠の配信の切り抜きがバズりにバズりまくった結果らしい。面白いところなんてあったかな??


「それでだ」


「?」


「もうだいぶ過ぎてるが10万人突破記念で3Dお披露目と収益化を同時にやるからな」


収益化。それは一万人以上の登録者と1000時間以上の再生を記録することが条件に付く広告収入やスーパーチャット・メンバーシップのことである。確かに条件は満たしているけど、申請を送らないと...


「申請はこっちから送っておいたから。何なら今日返事が来た」


「ええ!?早くない??」


「ゆうきは知らないかもだが、審査は人気が高いほど優先されるんだ。つまり!お前は今人気急上昇中ってわけだ」


衝撃の事実を言われて頭が混乱してきたが、嬉しい話には変わりないのでここは素直に喜んでおくことにした。


ここから、3Dお披露目の段取りなどの打ち合わせがあり、気が付けばかなりの時間が経っていた。





「そうだ、ゆうき」


ある程度段取りが付いて雑談をしていると父さんが思い出したように話かけてきた。


「どうしたの?」


「前に言っていた転校の話なんだが...」


実は前の家から通っていた高校を今の家から通おうとすると2時間以上かかってしまうのだ。同じ街なのになぜかというと、今の家から高校までをつなぐ交通の便が全くないからだ。


「転校の手続きが終わったから、3日後から新しい学校だぞ」


「分かった~って、3日後!?」


「あら、ゆーちゃんの2度目の高校デビュー楽しみだな~」


お姉ちゃんまで楽しみはじめちゃった...


前の高校ではあまりいい思い出は無かった。なぜか周りから避けられてしまうのだ。

ボクが話しかけると、言葉を詰まらせながら逃げられてしまう。


新しい高校ではそうじゃなかったらいいなぁ~


そんなことを考えると同時に、ボクはこの三日後という急な展開に慣れてしまっていることに少し怖さを感じているのだった。


読んでいただきありがとうございます!



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