note.3 空中移動都市
陸の自然が失われると共に、人々は空へと進出した。ただ、常にデコードに登場するわけにもいかず、人々はデコードの機能を改良し、大勢で、移動、居住が可能な都市を開発した。それが空中移動都市。
多くのものがかつて存在した航空機母艦型であり、屋上にあたる平坦部に植物や公園などから点在。そのため子供たちが多く見られる。落下防止のための強化ガラスでドーム状に覆われている。内部は居住区であり、必需品を購入可能な店舗も出店している。ただし、生産のメインが地上かスペースコロニーにて行われているため、月に数回補給機によって商品が搬送されてくる。
地上は生産工場や軍事基地が多くほぼ自然も無く、スペースコロニーは酸素供給量等の面から人数制限があり、且つ居住コストもかかるため子供のいる家庭では空中移動都市の需要が高い。
戦闘の被害を無くすために、各国の定めた安全区域内での飛行が義務づけられている。
サイズの大きい順から、ガイア級、方舟級、虚舟級、モルガン級となっている。
ガイア級
収容人数:10000人
名称の由来:最大10000人収容可能という事から、巨大を意味するチキュウ・大地を元にガイアと名付けられた。
方舟級
収容人数:400人
名称の由来:ノアの方舟から。ノアの方舟には人類は8人しか登場しなかったが、絵画上の動物の様子やサイズ感から方舟級と名付けられた。
虚舟級
収容人数:30人
名称の由来:旧日本国民話にて登場した虚舟が由来。
モルガン級
収容人数:3~10人
名称の由来:旧グレートブリテン及び北アイルランド連合王国<イギリス>に存在したアーサー王伝説にて記された、ブリテン島の13の秘宝の1つ、モルガンの馬車が由来。
収容人数が少ないため、ガイア級や方舟級との接続が可能。