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一話 Bパート

説明回で仕方ないですが、説明不足も有りますが話しが進まない…

 まったく何も見えない感じない私には、急に体が軽くなり調子が良くなったのが、彼女の霊能力のおかげか、その愛らしい仕草の癒しなのか判断は付かないんですけどね。

「もう大丈夫だよ~、ア~クンはメイが守ってあげるからね♪」

満面の笑みで得意げに胸を張り、ドヤ顔の彼女は(凄いでしょ~褒めて褒めて~♪)と言わんばかりに私を見上げニコニコしてますしね、私を萌え殺すきでしょうかね?

 私も思わず「すごいねー、メイちゃんが守ってくれるから安心だよ♪」と弛みきった顔で彼女のサラサラの黒髪の手触りを堪能しつつ撫でてしまいます。

これはキット孔明の罠より危険で効果的なはず?


「今日も遅くまで大変だったね、遅いから心配だし、さみしいよア~クン」

何気ない他愛も無い妻との会話を楽しみつつ、待ちに待った夕食を楽しむためにリビングに並んで歩いていきました。

リビングから賑やかな声が聞こえるのは、義父も義母も起きておられるのですかね?


 大宮家は代々女系の家系であって、お山の女神様の加護を受けているらしく、「歴代の中でも珍しいぐらいに女神様と相性が良い私って、結構凄いんだよ!」と控えめな胸を張り誇らしげに彼女に言っていましたっけ。

ご利益として、五穀豊穣や子孫繁栄、良縁成就を授けて下さる、温和な女神様らしいですよ。

ですが、伝説を聞く分には、竜神様や黄泉の国の女神様だったり、観音さまといった多面性があり、いくつもの顔を持つ女性らしい神様だななんて私は思ってます。

長い歴史のなかで、神仏習合として御神体と御本尊があって明治の廃仏毀釈で神社と寺社に区分分けされたようですが、義父が大宮の家長として宮司兼住職を勤めています。


リビングでは義理の両親がソファーで寛ぎ晩酌されてた様ですね。

「晶くんおかえり、遅くまで大変だね」

「晶さんお帰りなさい、お腹空いてるっわよね、直ぐに用意するわね」

と毎日遅くとも出迎え声を掛けて下さるのが嬉しく、お待たせするのは心苦しいですが、この家族の一員として加われたことに感謝し幸せを実感しますね。


 義父の龍二さんは、大きい体格と強面の外見に、普段は口数の少ない寡黙な方で、結婚の挨拶の時には殺されるんじゃないかと思うほど怖かったですね。

ですが義母の月子さんにべた惚れで、月子さんや私の妻や妻の妹の由ちゃんを溺愛する優しい方ですね。

義父も私も妻にゾッコンの愛妻家ですから、お互い共感する部分もあり関係は良好です。

 義母の月子さんは大宮家の血なんでしょうか?それとも女神様の加護の一つなのか、年齢と外見がまったく一致しない様な若々しい外見で義父と並ぶと親子に見えてしまいますね。

初めてお会いしたときには、妻の姉と勘違いするほどに驚いたものです、最近では美魔女って言うんですかね?

快活な妻とは違い、おっとりした雰囲気で常に笑顔で接してくださる素晴らしい方です。

料理が絶品なのは補足しておきます。


「ただいま帰りました、おとうさん、おかあさん」

最初は照れくさくもありましたが、自然にこう呼べるようになったのはお二人のおかげですね。

「私は先に休ませてもらうよ、晶くんもゆっくり休むようにな」

静かに席を立ち自室に戻られる義父を見ると、毎朝早いのに申し訳なく思いますね。

何度も先に休んでいただく様にお話しはさせてもらてるのですが、「早く家に慣れて欲しいからね」と言われれば、感謝を返す事しかできません。

「ありがとうございます。おやすみなさい、おとうさん」

と返せば軽く手をあげ「おやすみ」と言って行かれました。

私も食事の用意が出来るまでに着替えるために二階の自室に向います。

 「着替えてくるね」と一声かけ、一度リビングから出て階段を上がると、

階段脇の部屋から義兄が顔を出し「乙、おか」と声をかけえ直ぐに引っ込んでしまいました。

返事を返す暇すらなかったので、義兄へ扉越しに挨拶を返し奥の自室へ向います。


 大宮家長男、妻の兄の司さんは不思議な人です。

現状を単純に言えば、引きこもりなんですが、本人を知っていると違和感を大いに感じるんですよね。

何年も修行と言う海外を放浪の旅から戻られてから、部屋に篭られてる様ですが、挨拶は必ずしてくれますし、たまには話したりもしますから。

話した感じを言えば、多少独特ではありますが、話は面白いしコミュニケーション能力も人当たりも良い、頼れる体育会系のアニキって感じですよ。

義父のようにガッシリとした体格に、ニッカっと擬音が付きそうな爽やかな笑顔の似合う人なのですがね。

 自室でロボットアニメやSF、特撮ヒーローなどを鑑賞しつつ、インターネットでお札や御守りを売ったりしてるらしいです。

私もロボットアニメは好きなので、たまにオタ話を楽しくさせてもらうんですがね。

妻曰くですが、「昔は爽やかで大好きなお兄ちゃんだったけど、修行から帰ってきてからは…、ほら、何て言うのかな、、残念な仙人?」らしいです。

 今は大学の寮で暮らしている由ちゃんに「アニキ、キモイ…」と言われ大きい体で体育座りしながらシクシク泣いたこともあるらしい愉快な人なのですが。


 大宮家の末っ子の由ちゃんは、私も苦手なギャルっぽい感じのサバサバした感じの女の子で、明るい髪色と化粧にファッションで、義兄とは違った感じで大宮家の家族では違和感を感じますね。

まだ数えれるほどしか会ったことが無いので、私のなかでも何とも言えないですね。


 着替えて物思いにふけっていると、下から「用意できたよ~」と妻に呼ばれ、いそいそと空腹をかかえながらも、愛しい妻と美味しいご飯の待つダイニングに急いで階段を駆け下ります。

義兄の部屋からはたまに、「シャイニングフィンガー!!」や「東方不敗」「マスターアジア!!」と聞こえるとか聞こえないとか…


設定の説明をもっと自然に書けたらいいのにと思います。

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