《カラオケ》
カラオケは好きだ。
そもそも唄う事が好きである。
俺は大体唄っている。
最近のカラオケは、3時間パック、500円的なものも多いので非常に良い。
システムもたいへん良くなった。昔の様に、分厚い、タウンページ的な本から探す必要はない。
お気軽、お手元、コンピューターで、ピピッとやれば、ピピッと出るので、非常に、便利に、良くなった。
カラオケを作った1番エライ奴を褒めておきたいと思う。
―が、しかし、余計なものも大分増えた様には思う。
普通に画面の文字を見ながら唄いたいのに、文字が動き出すシステムは余計でしかない。
「ひー、ろー、いー、うー、ちゅー、うー、のー、かー、ずー、あー、るー、ひー、とー、つー」―と、1つ1つが旗になっていたり、寿司になっていたり、はたまた、Tシャツを着た人間達が順番に走り出したり―と、余計な事はしないで頂きたく、あーいったものは、非常に読みにくいだけの話であって、2番はまったく唄えなかったりする。
また、そういった変な部分で、個性を発揮しようといった考え自体が、そもそもの間違いであって、グリーンのキセキは、歌が始まるまでの野球のドラマ的なものはいらないのである。
画面関係に力を注ぎたい気持ちも分からなくはないが、それなら、新しいものではなく、過去のものを見つめ直して欲しくは思う。
歌と絵がマッチングしていない問題の改善を早急に要請しておく。
バラードを唄っているのに、モップを持って踊り出すヤツ。
アニメソングなのにユニークな雰囲気でチンピラに終われるミニコント。
そして、曲に、ドラマの長さが追い付いておらず、古めかしい恋愛ドラマが2週目に突入するといった様なトラブル、ナドナド、とりあえず、曲に対する映像へのマッチングリメイクが成されておらず、あーいったものを、もっと、修繕出来れば良くなる様には思った。
マイク問題にも一筆投じさせて頂くが、2つのマイクスイッチを入れた場合いの、キーンっとなってしまう問題を解決しなければならないわけで、あれは友達と1ページずつ唄うパターンの際に、自分の番ではない時の、スイッチを切り、付け、切り、また、付け、と、非常に忙しく、ついでに、食べ物メニュー問題も片付けてはおくが、そこに関しては単純に、値段の高さのみに目を向けさせて頂き、フライドポテトの400円とはなんだ!コーラの260円とはなんだ!ポッキー300円等はバブルの余韻の現れでしかない!…と、書いておきたいと思う。
そして!!部屋の明るさ問題に関しては!プライバシーを配慮するという意味でも、コチラで調整が出来る部分は良いし、あれがあるからこそ、ラブホ代のないアベック達は、多少のお楽しみが出来るわけではあるのだが、ただ、トイレに行ったあとの、自分の部屋番号ウッカリ忘れ事件からの、テンパリ部屋探しの、関係ない奴の部屋をマジマジと見なくてはならない事件からの、スモーク貼られ問題からの、オデコをガラスに付けます問題からの、しかめっツラ問題からの、知らないヤツと、お目めが合っちゃう問題が起き、そこまでして、ようやく違う部屋と分かった時には、すでに中では、笑い者問題になっているわけである。
これはいけない。
どうにかしたい。
また、カラオケ内での他人との接触という意味では、隣の、部屋の、カベ叩き問題は、暫し発生する自体であって、俺、とーよー、個人の場合い、1度それが行われると、歌よりソチラに夢中になっており、気付くと3時間パックの内、2時間程度を持っていかれたりはしている。
世の中には様々な問題がある。焦る必要はない。大きな事より、小さな問題をコツコツと、継続的に、片付けてゆく力こそが、明日の日本を変えてゆくのです。