《映画》
映画を撮りたい。
ホラーが良いと思っている。世にキミョ的な、短い話を沢山入れるパターンで攻めたててやろうと思っている。全10話からおりだす、不条理にも、恐ろしい話をやってやろうと思っている。
ただ、オバケは全部俺がやろうと思っている。1話だけ俺が主演なので、その時はお母さんがオバケをやればいいと思っている。
お母さんは良いヤツなので、きっと参加してくれると思う。
台本は俺が書く。
「ハイ!カット!」―の(カチン!)のヤツも俺がやりたい。
でも、俺が出るシーンの時は(カチン)―と、やって、すぐに自分の位置にスタンバらなくてはいけないので、忙しいと思う。
主題歌は俺が唄う。
2番まで唄おうと思っている。ハーモニカのソロも入れたい。
映画を撮りたい。
でも、色々、大変である様には思った。
小説とは、なんと楽なものだろう。カメラも、機材も、人件費も、場所代もいらないどころか、家から1歩も出る必要もなく、1人で、家で、自分の部屋で、作る事が出来るのだから。
ミスッても役者に注意をする必要もなければ、撮り直しで、無駄な時間を掛ける必要もない。
消去ボタンで、いくらでもストーリーは変更可能である。
しかし、映画は撮ってみたい。とーよー映画を世界に知ら示めたい。早く、世界のとーよーになりたい。
でも、英語はハローとかしか分からないので、とりあえずは日本語で頑張ってみようとは思っている。