《カワイイ奴》
昔から、カワイイ奴が好きである。まず、赤ちゃんがカワイイ。
動物の赤ちゃんもカワイイが、人間の赤ちゃんが1番カワイイ。
俺も人間の一種なので、本能的に共感してしまうのだろうと思う。
とくに、ホッペタがカワイイ。いつも触ってしまう。赤ちゃんのホッペタは触りたくなる。
2位は手である。
赤ちゃんの手は、指とかが小さくて非常にカワイイのである。
知らない奴の赤ちゃんは、失礼にあたるのでやらないが、親戚的な、多少、自由に扱っても良い側の赤ちゃんの指は、毎回食べてしまう。
とくに女の子の赤ちゃんがカワイイ。男はあまりカワイくない。7才くらいから生意気になるのでメンドクサイ。
女の子は、赤ちゃんの時から、おばあちゃんでも、カワイイのがいるので、ずっとカワイイままの人もいる。
じいさんはハゲたりする。
俺は小説家になりたい。
理由は金が欲しいからだ。
結婚し、お母さんに家をプレゼントした後は、次に俺が住む家を建てようとは思う。
これは設計にタズサワる。奇抜なものにしたい。未来的な感じにする。
そこに、妻と3人の子供と住む。
コレは4人になるかもしれないし、10人になるかもしれない。
女の子が出るまでやる。
もし、1発目で女の子が出れば後はいらない。
俺の血を継がせたい―とか、そういう、余計な誇り高き気持ちは持ち合わせていない。
俺は自分が死んだ後はどうでもいい。
死体の顔の目の所に、マジックで、目をつぶっているケド開けているみたいにされてもいい。怒りもしない。
生きているうちは、細かい部分まで見逃す事なく怒るつもりだが、死んだ後は関係ない。
死んだ後は、ハムスター達と一緒に暮らすのだ。
非常にカワイイ奴である。