《イベント》
クリスマスだの…。
大晦日だの…。
お正月だの…。
とりあえず、12月の終わりから1月の初めに掛けて、片寄り過ぎである。
大晦日とお正月は仕方ないにしても、なぜ、クリスマスまでもが、そんなに近い日付けで行われなければならない。
キリストが死んだ日にちなど、どーせ嘘なのだから、真ん中の6月辺りに食い込ませてしまえばいいではないか。
なにを、12月24日といった様な、12月の後半ばかりを忙しくギュウギュウ詰めにしてしまったのか分からない。
バランスが悪い。
考えた奴は誰だ。
ぶっ飛ばしてやる。
正月を迎え、あけましておめでとうございます―等と、言われても、何がめでたいのか、分かった事もなければ、オセチや、ゾウニや、年越しソバを、無理して食う必要もないのであって、カズノコなんてもんは、1年通し、毎日、美味い。
全体的に、今回は特別ですよ…的な雰囲気はいらないのである。
まぁ、日にちの問題もあるが、そんな事より、それらに釣られ、色々やりだす人間の方に、バカ差加減を感じてしまう。
クリスマスの予兆が長い。
12月を少し過ぎれば、スーパーマーケットではジングルベルが流れだし、定員さんはサンタの帽子を被り出す。
俺は大人なので、全員偽物だと知っている。
別に、サンタに、成りきった所で、普段と変わらぬレジ打ちをされれば話にならないわけで、そこは、魔法の演出を加えるなり、買った品物が宙に浮くなり、一工夫加えて頂きたい。
26才になった今現在、恋人のいないクリスマスもそうだが、お年玉を貰える年齢でもないので、正月も大して楽しみではない。
良い年越しを。