無限について2
整数について、定義が2種類あることに気付いた。
通常、自然数や整数というのは有限個の数字列とされる。2で割っていけば0に近づく。
この場合、最大値が存在するので、数字の個数は有限だ。
ところが、個数を考える場合、無限個の数字列も含んでいる。でなければ個数が無限にならない。
もし、無限数列を整数に含まずに、個数が無限と定義したらどうなるか。
小数では小数点以下が有限個の小数と無限個の小数が存在する。
無限に続く数の個数は無限の次数が1つ多くなる。
つまり整数が一次の無限なら、(絶対値が)1未満の実数は二次、実数は三次の無限になる。
整数の無限数列は発散するので四則演算が成立しないため、整数にいれるのは不適当なのである。
小数は収束するので四則演算が成立する。
実数は、大方向(0から離れる)、小方向(0に近づく)、数字の長さという3つの独立した次元(要素)から成り立っていると考えられる。