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魔王と結婚した勇者の物語  作者: 遠藤明
4/5

魔王軍の小隊長と中隊長

我が名は……ああ、それはどうでもいいさ。魔王の下で小隊長を務めている、今は六名の部下と一緒に回っている。


それは四天王からの命令だ。残っている人間たちが何か勇者召喚なんかのをやってるから、その召喚して来た勇者候補に成長したら我が魔王軍には不利な事になる。だから早めにその芽を斬らないとな。


四天王が相当この件を重視しているから、多数の兵を投入した。人数が多くなったから、少し競争になるのも当然だ。ちなみに、今俺の小隊は三位に保持している、おれ、凄くね?


「おい、隊長、そいつも召喚された勇者か?」


ほう?どうやら今日はまた大金星一つ増えるだな。


「仲間はどこだ?」


手柄が上げなかった上に、まさか俺の小隊は瞬殺された。何それ!馬鹿長いの刀は⁉︎それなのに、目が見えないほどの速さでその刀を使えるなんて……!しかし俺の隊員はまた生きている、きっとまた機会がある!


「仲間はどこだ?」


フン!何度聞いても教えるわけねえだろうか!


多分俺から答える気がないと気づいただろ、その男は俺の仲間のところへ行った。


てっきり質問をすると思ったけど、そいつはあの馬鹿長いの刀を俺の仲間に刺そうとした。


やめろ!


「仲間はどこだ?」


くそ!まさかこんな武徳がない奴か!


「そうか」


「あああああああああああ」


俺が答えないから、あいつは仲間の腕を切り落とした。わかったわかった、言うから、もうやめろ!


「そうか」


その武徳がない男が俺の話を聞いた後、そのまま出発した。おい!まさか!



==========


わしの名はペンベ、今年一千九百歳の魔族。


だが魔族二千歳以上のいくらでもいるから、重要なのは己の実力だ。


まあ、今のわしは魔王軍で中隊長をやっている。魔王軍の中隊長と言えば、それは一砦を任せられる程度の要職だ。わしも魔王から深い信頼をもらえたから、この最前線の人類監視砦を任せられた。


どうだ、凄いだろ!


「中、中隊長!」


わしが優雅でわしの朝食をする際、一人の部下が慌ててわしの執務室に入って来た。


「おい!ノックをしろって、何度も言ったはずだ!」


しかしわしが怒る前に、その部下は床に倒れた。え?


「道案内、ご苦労だ」


その部下の次に入って来たのは……


「お前がここのボスか?」


まさか人類⁉︎どうやってここまでやって来られた⁉︎


驚いたせいで、わしは機先を制する機会を失った。相手の得物は既にわしの首を指している。


「ちょっと付いて来い」


「きさま!中隊長殿に何を!」


だめだ!こいつは!


しかしわしの声が出す前に、部下の得物はこの男に斬り落とした。その部下はわしの得意の部下の一人で、相当な実力を持つ者、わしが昇進したら、この砦の指揮を取るのはそいつと見込んでいるが、なのにそいつの武器はそう簡単に破壊された。


あの男の武器がわしの首から離れた時、わしもわし得物を取った。


「そうか、中ボスはこうでなくちゃな」


あの男は武器を鞘に納めて、後ろにいるわしを瞥る目がとても自信が溢れている。


そして一千九百年を生きたわしが知ってる、それは無謀な自信ではない、この男が確信している、わしが彼の敵になれない事。


「その外見は俺とあまり差がないと見えるけど、しかしお前は俺よりずっと年上だな、その目を見ればわかる」


武器を納めてままで、この男はわしと間話でも始まった。


わしはこの機会でしっかりこの男を観察した。外見からは人類の三十歳くらいか?しかし彼から流れ出した力の波、伝説の勇者でもありえないほどだ。


「中隊長!」


次にやってきたわしの部下は彼を包囲した。しかし!


「おやめ!その男はわしが自ら対応する!手出し一切は不要じゃ!」


どうやら無謀なのはわしのようじゃが、部下を守るために、これしかない。


「決闘か、ではお前らは下げろ、お前らのボスの気持ちを無駄するような真似はよくねえぞ」


さすがだな、一目でわしの考えを見破られたとは。


そして彼の話でわしの真意を掴めた部下たちはわしと彼に決闘の場を譲ってくれた。うん、今日はわしの命日だな、だがこれでいい。


「で、では」


わしのウインクで今のうちに撤退しろを気づいた部下たちは彼の考えが変わる前に、この室から去った。


そしてその扉を閉めた音が決闘開始の信号になった。


その男は武器を納めてままでわしに突進して来た。くそ!わしを舐める事に後悔するがよい!


キャン!


え?


わしの剣は……折った?何か起きた?


コロン


折った剣が床に落ちた、その時わしはようやくはっきり見えた。男の得物は長い刀、長すぎる。そしてその刀は男に翼を広げているような姿で持っている。


「わしの敗北だ。わしの部下を……見逃してくれ」


一撃……ただの一撃、違う、その前にわしは既にこの男の実力を理解した。理解してしまった。


「それはお前次第だ」


「わしに何かを要求されるのか?」


敗者は勝者に従うしかない、これは魔王軍の理である。


「俺と付いて来い。暴れない限り、危害を加わらせない」


その瞬間、わしは理解した。もしこの男に従わなかったら、彼一人でこの砦を殲滅できる。


まったく、人間共め、どんな化け物を召喚された、お前らは知ってるのか?


その愚痴を心の中で言いしづつ、わしはあの男に付いて行った。

はい、気持ち転換でよろしく!

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