表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王と結婚した勇者の物語  作者: 遠藤明
2/5

ファーゼロッデ

20210425 いくつかの箇所を修正しました。

わたくしはとある世界の魔族の王、だから魔王と呼ばれていました。


わたくしには誕生した時から「重圧」と言う能力を持っているから、強さが足りない存在はわたくしを接近しようとしたら、その重圧に消滅されてしまう。それほど危険な能力だから、わたくしは独りぼっちになって、誰もわたくしを接近しなくなった。永遠の孤独だと思ったのに、「彼」が現れた。


その異世界からの来訪者はライカ=G=シオンとして自己紹介してくれた。明らかに人間なのに、妖精(エルフ)の妻を持つとはどう言う事?人間は異種族を嫌いなはずでは……まさか彼がいた世界ではそれが普通なのでしょうか?妻の関係で、彼はわたくしの軍、つまり魔族の軍に参加を申し込んで来ました。わたくしは部下に判断を任せました。まさか四天王筆頭のシックリタをはじめとして、彼の加入を賛成しました。


最初はただの気まぐれ、ただ彼をもっと解りたいだけなのに、彼はわたくしを接近できる存在だと知ったその瞬間、その好奇は恋になってしまいました。おそらく彼の妻ー妖精(エルフ)のラキアさんに気づかれましたかもしれません、時々わたくしを探りを入れてくると気がしてます。


わたくしが危険すぎますから、この世界の超神はわたくしを消滅させられと決めました。まさか彼に対して、超神もお手上げでした。


彼は超神を凌駕する「星の守護者」だと知ったのは、超神の暴走のせいで、命の最期になってしまいましたラキアさんの遺言。わたくしはラキアさんから逆光の錠を継承し、自分の気持ちを確認できた時、わたくしは彼に大きな声で告白しました。そう、彼とならどこでも一緒についていくと覚悟できました。


まさか彼に対して、わたくしは八人目の妻って事はさすがに驚きましたが、ラキアさんを含めて、その妻たち今は誰も他界でしたから、わたくしは唯一になっていた。そしてわたくし自身から独占欲と言う感情を気づいてしまいました。


おそらく死別を耐えられなくなったかもしれません、わたくしも今の彼と同じ不老不死の存在だと知った彼は、わたくしは最後の妻だと誓ってくれました。それを聞いて、もちろん嬉しくになりますが、その責任の重さにも怖くなりました。


でも大丈夫です。彼となら、なにも恐れる必要がありません。婚儀が星の見証者様に見証いただきましたから、わたくしは晴れで彼の妻になりました。


今のわたくしは幸せです。


星の羅針盤の導くによって、わたくしと彼はゲートを通って、別の世界へ転移しました。そこでわたくしと彼が見たのは、人類が壊滅寸前の悲惨な景色であった。


そうですか、わたくしのために勇者になりたくありませんよね。気持ちは嬉しいですが、そうするとここの人々たちは可哀想すぎます。


わたくしの旦那様に不遜な言葉を言いました奴は少しできるようにと見えますけど、わたくしの旦那様との対決は一撃も耐えずに倒されました。


旦那様自身の実力は時間を重ねたこそ得た力です。剣術の領域では決して天才ではない旦那様は日々の努力をしたからそんな強さを手に入れました。


わたくしはまだ実際見てませんが、ラキアさんから旦那様の射撃技術は誰よりも凄いって言いました。


火薬など爆発もので弾丸を推進するなんて想像すらしませんでした。でも旦那様の弓の腕は確かなものです。


そうか、旦那様は偵察しに行きますか?ではわたくしはここで魔法の勉強をしながら待ちます、いってらっしゃい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ