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誰がために剣を持つ  作者: hope
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孤独な神殿

誰もいない神殿に鐘の音が響く

そこには愚者の王がただ一人鎮座する

もはや誰も覚えていないのさ

自分が剣を握る、その理由さえ


雲間の上、その果てに愚者の王冠はあるだろう

その巨人を屠りし者だけが、別たれた世界への入り口を見つけるだろう


海よりも深く、地の底から続く体躯を這いまわる

日の目を求める蛾のように

光があれば求めざるを得ない

生命とはそういうものなのか


錆びついた鎧に岩塩の剣

孤独の王

人は彼を愚者と呼ぶが、知性とは何なのか

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