第6話
〈side 燐〉
俺は今、学校の周りを爆速中である。理由は伝えるまでもないだろう。ずっと走っていても面白くないので、昼休みから今多までの出来事を話すとしよう。
まず、最終の6時間目の授業が終わるまで特に何もない!まあそりゃそうなんだけど(笑)そのあとはまあ、完結に言うと友達が出来たってことし起こっていない。ほんと寂しいよね。みんなが期待するラブコメ的展開なんて全然なかったよ…
ま、そんな事より友達の紹介をしようかいなんつって、あ、すみません真面目にやります。
1人目がサッカー部の相葉陽平こいつはクールでナイスガイな顔してなかなかヤバイ。何がやばいかって?そうだなー、とにかくエロい、これも顔で全部チャラにされてるんだけどね。相葉くんは俺に話しかけてきた最初の話題がなかなかにヤバかった、ここでは言えないのでご想像にお任せします。まあ大概クラスの女子についてなんだけどね。悪い奴ではなさそうだったので普通に友達になれたね。
そんで2人目がバスケ部の夏目真こいつは顔は悪くないけど特別イケメンってわけでもないが、モテるだろう、絶対モテるな。なぜかって?とにかく話が上手いんだよ。多分テレビのトーク番組出ても大丈夫なくらい面白い。
多分明日から学校ではこいつらと3人で過ごすことになるだろうな。そういえば西平っていう女子に話しかけられたけど、特に話すことでもないので割愛しよう。
ていうか、俺だけ、ランメニューって扱い酷いと思わない?さっき、飲み物持ってきたマネージャーに聞いたんだけどなんか他の推薦じゃない1年生もボール使って練習してるらしい。くっそー!一馬くんに騙された!今度絶対仕返してやる!あっ、でも姉ちゃんに締められるかも、……やっぱやめとこ。やられたらやり返すじゃこの世界はダメだよね、うんきっとダメだよね。
そうそう、さっきのマネージャーの話なんだけだ、そのマネージャーが知ってる人だったんだよ、なんか凄くない?まあ朝助けてもらっただけなんだけどね。なんだかずっと顔が赤かったんだけど熱でも会ったのかな?新しい環境では体調崩しやすいって言うしね!
早くボール触りたいなー