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第59話

〈side 葵〉


葵のクラスではLHRで文化祭の出し物を決めている。


「意見がある人手を挙げたください。」


文化祭かぁ〜。

何がいいかな?

ここは普通にカフェ的なやつとか?

うーん、


「葵!」


早苗が葵に抱きついてきた。


「早苗ちゃん、今授業中だよ?」

「別にみんな立ち歩いてるし問題なし!」

「そうだけど…」


さすがにこれはマズイよ。


「ねえねえ、私良いことあったんだー。」


早苗はニコニコしながら言う。


「どんなこと?」

「へっへーん、それはね〜。」


葵は興味津々でコクコク頷いている。


「なんと!白馬くんと付き合っちゃいましたー!」


早苗は両手を大きく広げ言った。


「えーー!?いつのまに!?」


葵は目をこれでもかと言うほど大きく開いている。


クラスの視線が葵達に集まっている。


「あはは、すみませーん。」


葵は苦笑いしながら、お辞儀をした。


今度は小さな声で、


「早苗ちゃん、いつのまに?」

「お祭りのときだよーん。」

「あー、結局帰りまで会わなかったもんね。」

「うん、ごめんね〜。」


早苗は手を合わせて言う。


「いいよ。でも、良かったね。」

「うん、でねでね、もうキスもしたんだよ〜。」


早苗は天井を見ながら言う。


「うっそ、いいなぁ〜。」

「いいでしょ〜、葵も早く告っちゃいなよ。」

「うーん。」


でもな〜、タイミングが分からないんだよね。


「愛しの立花なんでしょ。」

「愛しのって、そうだけど…」


早苗はムッとして、


「いい?早くしないと金髪美女にとられちゃうわよ!」

「それは分かってるけど、でも…」

「でもじゃない!この文化祭がチャンスよ!」


早苗はビシッと葵に指を指し言った。


そうか、文化祭で一緒にまわったりすれば、


葵の表情はパァと明るくなり、


「そうだ、それだよ!ありがとう早苗ちゃん。」


葵は早苗の手を掴んで上下に振った。


「分かればいいのよ。頑張りなさいよ。」

「うん、頑張る!」


葵は小さくガッツポーズをした。


立花くんを誘わないとね。



葵のクラスはお化け屋敷をやることに決まった。


お化け屋敷か〜

でも、脅かす方で良かったな。

仕事割りも大体決まったし、

後は立花くんに聞くだけ。

文化祭始まります。

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