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第55話

〈side 葵〉


インターハイは無事優勝しました。

あのときはもう嬉しくって泣いちゃった。

立花くんものすっごくカッコよかったんだよ。

それに試合終わった後私の方にリストバンド見せてニコッて、もう好き!やっぱり大好きだな。


今日はお祭りです。

早苗ちゃんと部活のみんなで行くことになりました。

立花くんと行けなかったのは残念だったなぁ。

勇気出して誘ったんだけどね。

でも、仕方ないよね。


みんなとは待ち合わせしてて、私は祭りの近くの神社で待っています。

浴衣似合ってるかなあ。


葵は水色をベースにアサガオの描かれた、浴衣を着ている。


ちょっと早く来すぎちゃったな。


「あっおいー!!」

「あ、早苗ちゃん。」


早苗はオレンジ色の浴衣。


「どうかな?」


早苗は自分の浴衣を持って言った。


「可愛いと思うなあ。」

「そう?ありがと!今日傑さんに告白するんだ。」


え?まじで!?


「そうなの!?」

「うん、だから途中ではぐれるかも。」

「頑張ってね!」

「ありがと、葵もね。」

「今日は無理だよ。」

「会うかもしれないよ?」

「あー、そうだね。」


「葵ちゃーん、待ったー?」


悠人達が手を振りながらやってくる。


「ううん、待ってないよ。」

「そっか、じゃあ行こうぜ!」



〈side 燐〉


燐はさつきの家に来ていた。


「おーい、奈津終わったかー?」

「もうすぐおわるからまってー!」


奈津が浴衣を着たいと言ったので、さつきに借りに行ったのだ。

家には誰にも居なかったため、沙織のお古もどこにあるのか分からない、それで、結局さつきのところへ来た。


奈津が勢いよく扉を開けでてくる。


「ジャジャーン!どう?」


奈津はくるくる回って燐に見せる。


ピンク色の浴衣。


かなり可愛い。

妹という贔屓を抜きにしても可愛い。


「似合ってんじゃねえか。」

「ほんとー!?」

「ああ、」

「やったーー!」


奈津はガッツポーズをしている。


「燐くーん、祭行くの?」

「そうだけど、さつきは?」


さつきは少し驚き、


「私は行く人いないし、」


(さつきって言ってくれたーー!)


「そうか、」

「さっちゃんいっしょにいこーよ!」

「なっちゃんいいの?」

「うん!」

「でも、燐くんは?」

「奈津が行きたいならいいけど。」


燐は違う場所を見ながら言う。


「じゃあ、行く。」


(やった。ナイスなっちゃん。)


さつきは準備して来ると言い、部屋に戻る。


桐山にあとで謝らないとな。



数分後。


「お待たせー!」


さつきが出て来る。


淡い紫色の浴衣だ。


「燐くんどうかな?」


さつきは頬を赤めなが言う。


燐は照れながら、


「可愛いと思う。」


さつきの表情はぱぁっと明るくなり、


「ありがと!嬉しい!」

「お、おう」


すっげえ可愛いんだけど。


「りんにぃはやくいこー!」

「ああ、そうだな。」

「うん!おててつないでー。」

「いいぞ、」


燐とさつきの間に奈津が挟まり、親子のように見える。


3人は祭りへ

あけましておめでとうございます。

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