番外編*さつきと沙織の日常*
〈side 沙織〉
「うっひょーー!東京来たー!」
さつきが横で騒いでいる。
「さつき騒がないの。」
「でもさ、東京なんて初めてだもん。」
「それはそうだけど、分別は待ってよね。」
「はーい。」
沙織たちは燐たちの応援に来ている。
「沙織、少しならいいじゃない。」
「おばさんもそう思いますよね!」
「ちょっとお母さん、」
「なつもはじめてーー!」
「なっちゃん、さつきと一緒だね。」
「うん!」
2人がじゃれあう姿は微笑ましい。
「まぁ、少しなら。いいけど。」
「「やっほーー!!」」
はぁー、先が思いやられる。
「でも!目的は忘れないでよね!」
「分かってるって、沙織ちゃん。」
さつきはニッと笑う。
「それならいいけど…」
「なつはりんにぃのおーえんがんばる!」
「わたしもーー!」
「元気ねぇ。沙織は未来の旦那さんの応援よね。」
「うん、そうだけど、ってお母さん!」
沙織の頬は赤く染まる。
母はふふっと笑う。
さつきと奈津は好奇心いっぱいの目で眺めている。
「親公認なんだね〜」
「かずにいちゃんかぁ〜。」
沙織は頬を膨らませ、
「むむむ、もうっ、からかわないでよぅ。」
さつきと奈津はそれを見て笑う。




