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番外編*さつきと沙織の日常*
〈side さつき〉
さつきは沙織と町の喫茶店にいる。
「あーー、沙織の気持ち少しわかったかも。」
相手は旦那でも彼氏でもないけど。
「でしょ?やっと分かった?」
沙織はそう言って紅茶を啜る。
「うん、まあ付き合ってもないんだけどね。」
「まあね。葵ちゃんと進展してるんじゃない?」
「だよね〜。林間学校だもんね。」
付き合っちゃってたらどうしよう。
なんか不安だな。
「気になるの?」
「うん、かなり」
「なら、燐に聞いてみれば?」
「あー、うん、そうだね。声も聞きたいし、電話してみるよ。私は沙織じゃないからね。」
さつきはニッと笑って沙織をみる。
「私は、信用してるからしないんですぅ!」
頰膨らまして言う。
「よく言うよ〜。」
「むぅーー」
沙織は膨れたままさつきをみつめる。
「そんな顔したら可愛い顔が台無しだぞ。」
そう言って紅茶を啜る。
「ふんっ!」
「かっわいいー。」
ある日の2人の出来事。
この2人も好きです。




