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番外編*沙織と一馬*

燐がさつきの家で勉強した日


沙織は一馬の家にいた。


「沙織、俺の事なんか気にしないでよかったのに。」

「え?何が?」

「燐に勉強教えてやれば良かったのにってこと、俺との時間ならこれからいくらでもあるだろ?」

「あー、それね、いいの。」

「いいのか?あいつ馬鹿だぞ。」

「さつきに頼んだからね。」

「まあ、確かに西野も頭良いけど、」

「それに…」

「それに?」

「ううん、何でもない。」


(さつきも2人きりになりたいよね。)


一馬は意外と勉強が出来る。


「ふぅー、疲れた。」

「一馬くん、休憩にする?」

「そだな、てか今日はもうこれぐらいでいいだろ。」

「そう、結構進んだの?」

「まあな、沙織ほどじゃないけど、」

「そっか、じゃあ休憩!」


「うーんっ!」


沙織は背伸びをして、身体を伸ばし寝転がる。


「なんだ、沙織も疲れたのか?」

「まあね。」

「そうか。」


そう言って一馬は沙織の髪に触れ、頭を撫でる。


沙織の表情は自然と緩む。


「私、こういう時間が1番幸せだな。」

「沙織…、俺もだよ。」


沙織は甘えた声で、


「ギュッてしてほしいな…」


一馬は静かに頷き、沙織を抱き締める。


「やっぱり、一馬くんに抱き締められると、落ち着くなぁ。」

「そうか?俺はドキドキするけどな。」

「もう…」


沙織は恍惚な表情を浮かべる。


一馬は微笑い、唇を重ねた。


「………んぅ」


沙織は幸せそうな表情をする。


次に来る甘い刺激に、力が抜け一馬に体を預けた。


「……んはぁっ、…ぁっ、あぁ……」




「今日は泊まっていくか…?」

「うん、そうする…」


2人の夜は長い…

このペア意外と好きです。

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