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第23話

〈side 燐〉


ゴールデンウィーク


「「うぉーー!!遠征だぁーー!」」


燐と悠人はバスを降りると叫び出す。


スパーンッ、スパーンッ、


「うるせぇ!お前らは小学生か!」


一馬が叱責する。


いきなり怒られちった。

今日からゴールデンウィーク!

俺は遠征で、たこ焼きで有名な場所に来てます!

あれから、一ヶ月経って。

チームメイトとの仲も良好。

うおーし、今日から3日間頑張るぞ!


とりあえず宿舎へ、

なんかボロくもなく、キレイなわけでもない。

なんともリアクションのしがたい旅館だな。


5人一部屋で俺は悠人と隼人と旭と傑と部屋になった。


「中は意外と綺麗なんだな。テンションあがんなあー!」


悠人が言う。


「うるせぇ、なんでお前と部屋同じなんだよ。田舎もんが。」

「なんだとー!お前もバス降りた時叫んだじゃねぇか!」

「うるせー!それとこれは別だ!」


燐と悠人が取っ組みあいになる。


「お前ら、まだ始まったばっかだぞ。」


隼人が言う。


「「うるせえーー!!」」


隼人は肩をすくめる。


そこへ早苗が入ってくる。


「ちょっとうるさい!」


「「ブスは黙ってろ!」」


「ちょっと2人とも〜、今なんて言った?」


「「あ、」」


燐と悠人は動きを止め、早苗の方をみる。


このあと2人は早苗にこっぴどく叱られ、正座させられている。


「俺さ、篠原見てると、時々姉ちゃんに見えんだけど。」

「まじか、沙織先輩あんななのか?」

「お、おう、さらにひどい。」


2人は女の怖さを知り、ため息をこぼす。



遠征1日目終了!

あー、汗かいた、気持ち悪りぃ〜。


「おーい、風呂行こうぜ。」


他の4人は同意し、5人は大浴場へ向かう。


カポーン


風呂は結構綺麗なんだな。

風呂まで汚かったら、帰ってたわ。


燐は身体を洗っており、左から、

隼人、燐、悠人の順に並んでいる。


「燐、今日Aチームどうだった?」


隼人が問う。


「んまー、ぼちぼちかな。取り敢えず全勝。」

「そうか、流石だな。まさかお前がそんなに上手いと思わなかったよ。」

「よく言われるよ、だが、これが現実だ。」


燐は立ち上がり胸を張る。


「おい、汚ねえもん見せんな。」


悠人が言う。


「ちゃんと洗ったから汚くねえわ。」

「いや、でも見たくねえ。」

「ほほう、さては悠人、小さいな?」


隼人が顎に手をあて言う。


「はっ!小さくねぇわ。勝手に決めんな。」

「ならば見せてもらおうか。」


燐が悠人のタオルを剥がしにかかる。

悠人はさっと避け、逃げる。

燐と隼人はそれを追いかける。


「わー!ついてくんな。」


悠人はタオルを股間に抑えながら逃げる。


「まてよ、粗チンヤロー。」

「デカイなら、みせろ!」


燐と隼人は全力疾走。

2人が悠人に追いつきかけたところで。

悠人に飛びかかり。

3人は湯船に飛び込んだ。


ザッバーーン!


水飛沫が大きく上がる。


湯船には旭が立っており、

3人は同時に見上げる。


「お前達、風呂で走るな怪我をするぞ。」


そう言うと、旭は出ていく。


「なあおい、今の見た?」


燐が問う。


「あ、ああ、見た。」

「あれは、ヤバイな。」


3人は顔を合わせる。

そして手を合わせ、旭の後ろ姿を拝んだ。


この日から、3人は旭を崇めるが、それはまた別の話。


やっぱり男の子はアホですね。


3人は露天風呂へ


「なあ、向こうにいるよな?」


悠人が問う。


「確かに、声がするしな。」


隼人がこたえる。


悠人がニヤリとわらう。


「お前、まさか。」

「ああ、そうだ!」

「やめとけよ、アホか。」


先に露天風呂にいた。一馬に注意される。


「一馬先輩は、沙織先輩のいっつも見てるからいいかもしれないっすけど、俺は今しかないんっすよ!」

「な、いつもは見てねえ。」

「でもいつでも見れますよね?」

「そ、それは…」


一馬は黙り込む。


姉ちゃん頼まれたら、見せてんだ。

さすがだなあ、ははは。


燐は苦笑いし、


「なあ、お前カッコよく言ってるつもりかもしんないけど、カッコ悪いぞ。」


悠人に言う。


「カッコ悪くてもいいんだよ!男にはなぁ絶対に引けない時があるんだよ!」


「「「それは絶対今じゃない。」」」


3人は呆れ顔で否定する。


「俺は、今なんだよ!想像して見ろ、葵ちゃんの豊満なバストを!七条先輩のムッチムチボディを!女神先輩の魅惑のボディを!」


*七条先輩と女神先輩はマネージャーです。

ちなみに2年生と3年生です。


悠人は拳を握り締めて言う。


「おおー、それは確かにリスクを犯す価値があるかもしれない。」


隼人がうんうんと頷きながら、こたえる。


「燐!お前もそう思うだろ?」

「それは魅力的だが、姉ちゃんや篠原にばれた時のリスクを考えると俺には無理だ。一馬くんが絶対ばらすしな。」

「俺は注意したからな。」


そう言うと燐と一馬は風呂を出る。


「なんだ、2人だけか。いくぞ隼人。」

「おう。」

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