表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/118

第22話

感想などお待ちしております。

〈side 葵〉


土曜日


今日は、土曜日です。

本当は休みなんだけど、練習試合とかがある日は別みたい。こういう時は月曜日が休みになるんだって。


昨日の立花くんは圧巻でした!

もう、私が見てても分かるぐらい。

桜木先輩とは、息がぴったりで、2人で一つみたいな?(笑)

本当にすごかったんだよ。

試合中なんか目が鋭くて、なんていうか、獣みたいな感じ。ちょっと怖かったけどね。


でも、速川くんたちもすごかったんだよ。

みんなカッコよかったなあ。

早苗ちゃんは相変わらず白馬くん一筋って感じだったね。


今、仙陽高校で練習試合中。

立花くんの姿を見たかったんだけど、私と早苗ちゃんは、Bチームの方のサポート。

スコアとかの勉強もしながらだから、大変なんだあ。

他のみんなもカッコいいんだけど、やっぱり立花くんを見たかったなぁって。


お昼になるとね、沙織先輩が桜木先輩と立花くんにお弁当作って来てて、みんなで食べたんだ。

他の人たちはみんな外に食べに行くみたいで、お弁当持ってきてなかったみたい。

沙織先輩は学校のある日も作ってきてるんだって。

こういうのなんかいいよね。

先輩たちがずっとラブラブだから、私と立花くんだけ、取り残されちゃって、あの時は気まずかったなあ。

でも、ちょっと話せたんだけどね。うふふっ。


今日は今からみんなでご飯食べにいくんだ。

こういうの初めてだから、楽しみだな。



葵達は食べ放題の店に来ている。


「葵ちゃん!今日の俺の活躍見てた?」

「う、うん。速川くんいっぱい点取ってたね。」

「でしょ、でしょ、どう?」

「どう?って?」

「おい、悠人、葵が困ってんだろ、やめとけ。」

「んだよ、邪魔すんな、隼人。ってかお前いつから葵って呼んでだよ。」

「あ?そんなの、いいだろ、別に。」

「よくねぇ!」


悠人と隼人ががやがやしている。


「葵、こんな人達はほっとくのよ。」

「そうなの?早苗ちゃん。」

「そうよ、馬鹿がうつるわ。」


「「馬鹿じゃねぇ!!」」


ふふっ、なんだかんだ、速川くんと赤井さんってとっても仲が良いんだよね。

最近ね、みんなで一緒に帰ってるからかな?みんな仲良いんだあ。

立花くんもこの中にいたらもっと楽しいだろうなあって思うんだ。


「葵、もう部活には慣れたかい?」

「うん。みんな優しいから。」

「そうか、それは良かった。」


松原くんは優しいなあ。


「傑さん、これ美味しいよ、はい、あ〜ん。」

「早苗さん、ありがとう。でも自分で食べれるよ。」


早苗ちゃんは大胆だよね。


「葵ちゃん俺にあ〜んってしてよ。」

「え、そんな事」


急に言われても、恥かしいし、どうしよう。


「葵、僕でも構わないが。」

「俺でもいいぜ。」

「おい、俺が先に言ったんだぞ!」


「「んなの、関係ねぇだろ!(ないだろう?)」」


えー、みんなどうしちゃったの?

助けて〜。


スパーンッ、スパーンッ、スパーンッ、


テンポよく快音が響く。


「あんたたち〜、葵を困らせるなー!」


「「「すびばせん」」」


早苗ちゃんって時々沙織先輩みたいに見えると思うんだ。


早苗が、3人を正座させ、ガミガミ怒っている。


「早苗ちゃん、もういいよ。ありがとう。」

「葵、嫌なときははっきり断らないとダメよ。」

「うん。」



「それにしても、立花って何者なんだ?」


悠人が言う。


「それは俺も思う、昨日も今日も凄まじかったからな。」


隼人が答える。


「あれはやばいな、突破できる気がしない。あんな強いディフェンスは初めてだ。」

「確かにな、悠人が言うほどだからな。それに、桜木先輩とのコンビが無敵だったな。」

「ああ、キーパーがザルじゃなかったら。ダブルスコアじゃ済まなかったな。」


旭が携帯を触りながら、


「気になって、調べて見たんだが、これを見てくれ。」


『皇央中の、二枚看板桜木一馬と立花燐、2人の活躍により、三冠達成。他のチームメイトも随所に光っていたが、この2人は別格だろう。将来有望な人材だ。2人はU-16でも活躍してくれるだろう。』


「はっ?何これ。マジか?」

「僕もかなり驚いた。」

「あいつ、そんなすげー奴だったのか。」

「悠人、試合前大口叩いたの、謝った方がいいんじゃねえか?」

「いや、それは、」

「多分気にしてないだろう。悠人など眼中に無いはずだ。」

「おい、まあ、そうかもしんねぇ。けど不思議だな。去年いなかったんだぜ。」

「怪我でもしてたんじゃないか?」

「僕もそう思う。」


立花くんってやっぱり凄かったんだぁ。

でも、なんだか前より遠くに感じるなぁ。


葵はため息をこぼす。


「何よ、葵。遠くに感じるって?」

「早苗ちゃん!?心読まないでよ。」

「そんなの関係ないじゃない、あんたはやることやればいいんだから。」

「早苗ちゃん…そうだよね。」

「そうよ、だから元気出しなさいよ。」

「うん。」


早苗ちゃんは、凄いよね。



そう言えば、

ゴールデンウィークには遠征に行くみたい。

ちょっと楽しみなんだ。

なんだか修学旅行みたいで、楽しそうだよね。

遠征行きます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ