プロローグ(2)
【メイン五人の身長】
奏:156
怜:167
夏:163
律:159
月:148
【東坂夏の朝】
「おはようございますっと…いや、朝にはかなり早いけど」
スマホの電源を入れて、画面を居るとまだ時刻は四時を指していた
私は、東坂夏。五人で組んだシェアハウスに住む一人
ここまでなら朝が早いタイプに見えるけど朝は弱い。下手したら午後二時まで一度も起きずに寝ているとこもあるから、自分でも怖いぐらい
あえて同じ部屋でも生活している律、皆村律とは親友でシェアハウスに住んでいることを知らないクラスメイト達からも「家族みたいだ」と言われたこともある。寮生活ではないからそれと同じようなものなんだけどね
まどろみという至福の時間の一つを終えたら、着替える
最近ランニングにハマっていて、そのついでとはいってはなんだけどラジオ体操にも行っていたりする
そのラジオ体操で周辺に住むラジオ体操に来るちびっ子共とすっかり顔なじみになってしまった…可愛いもんだけどやっぱり無邪気すぎてなんだかなぁ…
そう苦笑交じりの思考をする間に赤と白という「ザ・学校」といったにようなカラーの組み合わせのジャージに着替え、下に降り、運動用のシューズを履く
「いってきま~す」
「いってらっしゃい」
一人だけだと思っていた私の背中に、か細くもめちゃくちゃ愛らしい声が掛けられ、なんか色々とゾクゾクした。多分驚愕の意味だと思うんだけどね、うん
「月ちゃん…起きてたのね」
「うん、チーム戦やっと終わったの」
そういえば昨日奏くんと一緒に三人でゲームしてた時に言ってたよね
「昨日言ってたね。どうだった?」
さっき声を掛けられた時に見せてしまったぎこちない笑いを最大限取り繕うようにして、微笑みながら聞いてみる
それを聞いた月ちゃんは、「パーカーから見れるピース付き満面の笑み」を見せた。
「勝てたよ、夏姉!」
白いパーカーフードから見える笑顔は高校生とは思えないほど無邪気で可愛い
学校にファンがいるっていう噂も嘘ではないのかもしれない
「夏姉はいつもの?」
この言葉で私は朝方に出ていたことがバレバレだ…ってことはいつまで起きてるのこの子
「う、うん。そうだね。行ってきます」
「ふぁ…いってらっふぁい、夏姉」
ちょっとぎこちない笑顔だった気もするが、月ちゃんは欠伸をしていたので見ていないと一人合点しておいて立ち上がる
改めてシューズを履き替えたところでドアを開ける
外に出ると、やはりまだ暗い
まだおひさまは上がっていないけれど――おはようございます
【皆村律の朝】
午後六時半。眠いに決まってる
でもまどろみに浸る時間はないし、覚えている限りで訪れた覚えもない
今日は創立記念日という学生だけが味わえるというに等しい祝日の日、寝るには打ってつけなの日だけど、こんな日ぐらい行動していたい…自己満足。
日中寝るタイプの月は海外チームにゲストプレイで呼ばれるだからこそ行動なんやらかんやらはノーカンだけどね
私も夜な夜な小説なり読んでるからノーカン…とはなるわけがありません
「はぁ…当然だよねェ…」
溜息を吐き、どうしようもない思考を終わらせると、寝返りを…ねが、寝返りを…
「あぁもう!、寝返り打ちにくいっての!」
私は自分が持つ巨乳というステータスが大嫌いだ
肩こるし、布団大好きな私が顔を真っ先につけたくても、変な感触の方が先に来るから。(個人の感想)
「もう!」
一度乱暴にベッドの布団ばふっと叩いてから起き上がる
そのイラつきの調子のままに一階の洗面所まで降りると、またもや乱暴にスライドドアを開ける
開けた先には―――
洗面所の扉を開けた先にあ――
白いタオルだけを頭にのせた、全裸の月が…いた…
髪をくしゅくしゅとタオルで拭く月の姿に思考停止状態福袋のバーゲンセールが開始されそうだったがなんとかストッパーが機能し復活する
いやまず整理しろ私、というか一つの事実で終わる。月が全裸というだけだ
そう整理してしまったことが終わりだったかも知れない
「月…全裸だよ」
意を決して言ったが…どうだろうか
恐る恐る月の顔を見ると、ポカンとする、ペタペタと体を触る。顔を紅潮させる…冷める
「律姉、あとで、私の部屋に来て」
あ、これは、終わりました
皆様こんにちは、まるめゆぱです。パート1から一週間ぶりとなります
最近テストが近づいてきました、やだ。小説書きたい
もう実は二週間前なんですよね。ヤバイ提出物なにもしてない
サブキャラの製作の方もどんどん進めておりますので、放課後の時間軸などはしばしお待ちください
アンケートとなりますが、設定などは今回の前書きの方に書いた方がいいのでしょうか?(キャラ設定とか)
ツイッターはプロフィールに貼っております!、DMやらリプやら関係なく気軽にコンタクトどうぞ!(あんまログインしてないけど)
では、まるめゆぱでございました!。次のお話でお会いしましょう!