幼馴染みってなに
朝になる。
朝はいつも来るんだな。と思う。
でも今日は大丈夫。
ピンポーン
「よし。行ってきまーす‼︎」
私はガチャっとドアを開けたら…。
「おはよぉ‼︎」
「おはよう。」
「たいき…。」
「今日からたいきもね、一緒に行くことになったんだよ‼︎ いいよね⁇」
私は頷く。
学校に着くとたいきは職員室へ向かった。
みっちゃんは教室に入るとすぐにそうくんとたつきくんのところへ行った。
「そうーたつきーおはよぉ‼︎」
さすがみっちゃん。もう呼び捨てなのね。
「みれい。こはる。おはよう」
そんな感じで話をしていてチャイムが鳴った。
「席ついてー。転校生紹介するわよー。」
先生が言って入ってきた。
「小林大輝です。よろしくお願いします。」
たいき…
「席はそうくんの後ろねー。」
「たいきってゆーんだー。よろしくなー。」
「おー。よろしく。」
たいきは昔からみんなに慣れてるからすぐ馴染めるんだろうな…。
「こはる。」
「こはるのこと知ってんの⁇」
「あぁ。幼馴染みみたいなもんだよ。」
幼馴染み…。私たちは幼馴染みなの⁇
「こはる。今日時間ある⁇」
幼馴染み…幼馴染み…。
「こはる⁇」
「え、ん⁇」
「今日放課後時間。てか一緒に帰ろう。」
「うん。」
幼馴染み何て思ってないよ。私はね。
「まてよ。こはるって男子…。」
「こはるはたいきだけは大丈夫なの。」
「ふーん。」
帰りが楽しみだなー。
私ったらなにを楽しみにしてるんだろ。
早く帰りになってほしい。