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解体屋

 次の休日には学生街に買い物と、解体屋に行けるかもしれない。つい先程までは、ルディもそんな希望を持っていた。

 目の前に山と積まれた鞄を見るまでは。

 「これ、全部魔法鞄にするんですか?」

 助手の持っていた年季の入った魔法鞄から、次から次へと取り出され、最終的には工房の一角を占拠した山となった鞄を、どこか満足気な表情で背にして立つ王都魔法ギルド長カレル・グラン・トウール。その彼に、引きつった顔をしたルディは、一応確認のつもりで聞いてみた。

 返事は予想通りのものでしかなかったが。

 「我が魔法ギルドの伝手を、片っ端から頼った成果だ。ここに持ってきたのは、最初の便で届いた物の中で、品質に問題のないものばかりであるはずだ」

 「これが民間に流通する品質になるわけですねぇ」

 鞄の一つを手に取り、リグラスは工房に詰める王宮魔導士でもある某侯爵家の四男坊、クレイファルトに手渡す。

 「問題はなさそうです。魔石は基準ギリギリですが」

 鞄の革の質や縫製などを厳しくチェックして、彼は一応の合格点を与えた。

 「ふうん。王宮に納品されるものと差別化を図るにも、適当なところかなぁ」

 王宮側の立会人でもあるリグラス・デール・クラウソレイユは、その童顔に人好きのする笑顔を浮かべながら、聞きようによっては辛辣な評価を口にする。

 「王宮のは本当に厳選された物ですからね。これだと、収納量も八割、安全性をとって七割五分といったとろではないでしょうか?」

 「はい。その方がよさそうです」

 クレイファルトの評価に、ルディは手渡された鞄を確認しながら頷いた。

 空間収納の大きさは、元となる鞄の品質や魔石によって変えなくてはならない。耐久性や消費魔力など、全体のバランスをとる必要があるからだ。

 はっきり言って、ルディにとっては高品質でまとめられた王宮依頼の物より、それぞれの鞄の状態に気を遣う分負担が大きくなる。

 要するに面倒くさいのだ。

 「じゃあ七割にしよう。それで統一してくれるかな」

 魔法ギルドの扱う、つまり民間や他国に流れる魔法鞄の容量を、王宮品の七割とリグラスは指定した。

 それは現在すでに出回っている魔法鞄の、標準的な容量と同じか、少し大きいくらいだ。

 王宮に納める魔法鞄が、大型の箱馬車一台分程度の容量である。その七割であれば、実用には十分だ。

 「はい。でも、これ幾つありますか?」

 「六十、と言いたいが五十八だ。来週にもユルマルヌに依頼してある物と合わせ、六十が届く予定だ」

 「ユルマルヌは革製品の良い職人がいますからねぇ。魔法ギルドの繋がりでの手早い注文はさすがですねぇ。特急便ですかぁ」

 魔法鞄と飛竜による輸送が、現在における最速の手段である。とんでもない金がかかる方法ではあるが、魔法ギルドは躊躇わず最速を選択した。

 「まずは、できる限りの数を確保したいですからな」

 流通は様子を見ながら小出しにしていくにしても、在庫は確保しておくに越したことはない。

 「最初が肝心ですからねぇ。これからのことを考えれば、お金を使っても先手を取るのは当然ですよ」

 感心したように、うんうんとリグラスはにこやかに応じた。

 職人の手配と、材料の確保、輸送手段と取引先の抑え等々、これらすべてに関わる契約を、魔法ギルドは真っ先に確保して回った。

 王都を始め王国内の主立った鞄の生産先では、王宮が優先されるため、魔法ギルドとしては当然の手配である。

 リュレの忠告によって、王宮との棲み分けが最初から示されていたため、魔法ギルドも迷わず最善と思われる手段を取ることができた。

 なにより、ルディシアールが呆れるほどの製作能力が、魔法ギルドの手配を後押ししたのだ。

 王宮も魔法ギルドも、とにかく魔法鞄の製作を最優先にしている。

 各方面で需要が多く、求める声が多いこともあるがそれだけではない。

 空魔法の魔導具が世の中に与える影響を考えれば、魔法鞄は既に世間に流通しており、認知もされている。一気に大量の魔法鞄が出回る影響も考慮しなければならないが、それでも他の空魔法の魔導具よりは、市場を始めとした社会的な制御が可能と判断されたからだ。

 空魔法の魔導具は便利であるが、それがために社会を狂わせる可能性を無視するわけにはいかないものである。

 さらにルディにしか作れないような高度な魔導具は、将来的な問題も抱えている。利便性からその存在が定着してしまえば、失われたときにおこる混乱は社会の基幹を揺るがしかねない。製作と修復ができる唯一の存在であるルディは、長寿が予想されるが、不死ではないのだ。

 空魔法の魔導具は便利だからと、無闇に広めるわけにはいかないものである。

 ルディもそれがわかっているから、実験的に作る魔導具はそもそも異名持ちにしか使えないような限定的な代物としてしまっているのだ。趣味と実用で突っ走りすぎて、普通の魔術師では使えない代物になることを許容した結果ともいえるが、それもあって王宮との契約以前に、あちこちにばらまいたりはしないし、できない。

 ただ、周囲の者が頭を抱えるようなとんでもない代物になっていくのは、どうしようもなかった。

 「四日いただけますか」

 製作日数を聞かれ、ルディは一日の猶予を含め、四日と答えた。

 「四日かね」

 「済みません。多分三日でできるとは思いますが、一応そのくらい見ておいていただければ大丈夫だと思います」

 カレルの予想外といった反応に、ルディは申し訳なさそうに言う。

 「ざっと見ても、鞄の品質にバラツキがありそうですから、そのくらい余裕を見た方が良いですよね」

 王宮依頼の鞄の約倍の時間を求めたルディだが、容量が小さくなれば楽というわけではないと、クレイファルトはその理由を容赦なく口にした。

 「いや十分だ」

 実はカレルとしては、六日以上を予想していたのだ。

 「それと転送の魔導具の基本設計を持ってきた」

 カレルが机上に広げた設計図を見たルディは、成る程と呟いた。

 「二つの箱の間での転送ですか」

 二つが対になっており、中身が移動する魔導具となっている。同じ用途の魔導具は、既に存在しているが、容量がかなり大きくなっているものだ。

 「試作してみたがこんなところだ」

 これも魔法鞄から取り出した箱を机に置いた。大きさは、ルディの身体の幅ほどの真四角の箱である。

 「この位なら、魔石も上級程度で賄えると思うが、どうかな?」

 「ええっと‥‥‥んー、この位かな」

 設計図をじっくりと見てから、ルディはいくつかの上質な魔石を机に並べ、箱を触って大きさを測る。

 「それに必要な魔力として、こっちの魔石と。‥‥‥多分、この大きさなら、これで大丈夫だと思います」

 「ふむ。予定していた物で済みそうだ」

 ルディの示した魔石を見て、カレルは設計図に書き込みを入れた。

 単純に、任意の場所に転送するためだけの使い捨ての魔導具ではなく、決められた二つの入れ物の間でやり取りする制約付の魔導具としたのは、もちろん管理の問題からである。

 便利な空魔法の魔導具に、制約をかけることは、様々な意味合いで必要なことだった。

 「双方の箱が閉じられ、魔力が十分でないと動かないようにします。また、受け渡す度に、両方で魔力を補充する必要があります」

 それに生き物は送れない。

 それらの条件にカレルは頷き、次回は魔石を付けた試作品を持ってくるという。

 つまり、仕事が増えるということだとルディは了解し、肩を落とした。




 野外訓練が終わってから、最初の休日に、エルはサルーディと連れだって学生街を歩いていた。

 「だーから、なんで俺まで付き合わされんだ。そりゃ、外套加工費のかわりに、ルディシアールの使いっ走り(パシリ)する約束だけどさ」

 昨日のうちに外出届けを出せさせられ、サルーディはぶつぶつ言いながらエルとともに学生街に来る羽目になったのだ。

 「ついでだ、ついで。買い物も頼まれただろ。付き合え」

 ルディでは何時行けるかわからない解体屋へのお使いを、エルはついでに済ますつもりであった。

 いくら空間収納で時間経過がないとはいえ、ルディが行くのでは、何時食べられるようになるのかわかったものではないからだ


 ローレイに聞いた解体屋を捜しながら、エルはサルーディの文句を聞き流す。所詮、サルーディも本気で文句をつけているわけではないのだ。

 「あそこだ」

 学生街の外れに、目的の解体屋を見つけ、エルは先に立って脚を速めた。

 「済みません。解体をお願いします」

 「ああ?あんたらがか」

 獲物も持っていない少年達に、対応した店の主人は眉をしかめる。

 背はそこそこ高いが、見るからに力のあるがっしりとした筋肉質な体格ではなく、少しつり目の癖のありそうな中年の男性だ。

 いままで解体作業をしていたのか、血のついた前がけをした姿に、エルは緊張しながら口を開いた。

 「ええっと、ローレイがここの店は家に出入りしてる肉屋と取引があるから頼んでみたらどうかって」

 あの準備周到な優等生は、自身が使う学生街の店についても、周到に調べていたのだ。

 何しろ解体を頼むのは初めてのことだ。

 子供であると侮られたり、ぼられたりしないように、信用のできる店を選ぶ必要があった。

 「うちと取り引きのある肉屋といえば‥‥そういえばカレーズ侯爵様のとこに出入りしてたか。ん?ローレイっていうと、侯爵家の坊ちゃんか?」

 さすがに店主も、ローレイの名は知っていたようだ。驚いたような顔をしていたが、おかげで問答無用で断られる心配はせずに済みそうだと、エルはほっとした。

 「そうです。ローレイと俺たちで狩った獲物です」

 ルディから借りた魔法鞄を目の前に持って、エルはここに入っていると示した。

 「そりゃ魔法鞄か。お坊ちゃんめ‥‥‥しょうがねぇ、ここに出してみろ」

 店の奥にある作業場の空いている台を、店長は指した。

 「はいっ」

 エルの手で魔法鞄から出された岩猪の巨体に、サルーディは目を見張った。

 「お前ら、よく狩ったな」

 サルーディ達の班は、野鳥と川魚数匹の釣果があり、それは優秀な部類であった。

 負けたと、内心で悔しがりながらも、サルーディは岩猪の巨大さに瞠目した。

 エル達が狩ったということは、疑わなかった。何故なら、頭と首に集中して、いくつかの傷跡があるからだ。

 治癒担当とされた常識外れ(ルディシアール)が狩りに混ざっていれば、一撃で仕留められていたとサルーディは考えたのである。

 「苦労したぜ」

 優越感に胸を張るエルだが、それも当然の獲物だ。

 解体屋も、カレーズ侯爵家子息の紹介とはいえ、予想外に立派な獲物に感心している。

 所詮は生徒だと、侮っていた気分が吹き飛んだ。

 侯爵家の手前、どんな獲物を出されても、一応褒めるつもりでいたのだが、本気で賞賛する羽目になった。

 「どうせなら手つかずで持ってきやがれ。あーあーこんなとこに傷つけやがって」

 しかし、モノがモノだけに、文句もつけたくなる。チッと舌打ちして、岩猪の状態を検分する。

 「済みません。野営訓練で、食っちまったんで」

 「しょーがねぇな。まあ、腹は上手く開けたもんだ。ほう‥こりゃ、またすっぱりと!なんで切ったんだ?」

 見事な切り口に、店主は感嘆の声を上げる。クソ固い岩猪の、腹とはいえ、素人がここまで綺麗に切るとは、一体どんな鋭利な刃物を使ったものか。

 「あー、それはルディの奴が風刃で‥‥‥」

 「ああっ?」

 「その、ちょっと一緒に行った友人(ダチ)が」

 言いにくそうに言葉を濁したエルに、サルーディがアイツかと、上を向く。それは常識外れの仕業だと、察したのだ。

 「まあいい。中身は上手いこと出したようだな。これなら上出来な方だ」

 十分な肉が取れそうだというのに、エルは顔をほころばせた。

 「このままうちで引き取っても良いが、どうする?」

 「その場合の値段って教えてもらっていいですか?あと、肉は持って帰りたいんで、解体料は素材でなんとかなりますか?」

 「中身は抜かれているし、手間なのは皮剥だな。素人が下手に皮剝ごうとしなかったのは良かったな」

 ちょっと待ってろといって、彼は奥に声をかけた。

 呼ばれた素材の売買を任せている店員が、ざっと岩猪の状態を検分する。店主よりは愛想のいい、細いが筋肉がついた中年男性だ。

 「はいはいはい。こりゃ立派な岩猪だ。素材の見積もりっすか。皮と牙、どっちもそこそこ値段付けられますよ」

 とにかく処理をしてしまおうと、店主は彼を助手にして、手早く岩猪の皮を剝ぎにかかった。

 内臓が既に除去されているため、一番大変かつ技術が必要な皮剥さえ済めば、後はそれほど時間はかからない。

 「うちとしちゃ肉も欲しいですねぇ」

 愛想笑いをした店員が、肉を全部持っていくとは言わずに、半分売りませんかというのに、エルは唸る。

 交渉を任された身としては、考えどころだ。

 岩猪の魔石と肉はルディが全部引き取ることになっており、その代価は彼の作った治癒系魔石で購うことで話ができていた。

 治癒系魔石を買うより安価で入手できるため、エル達にも良い条件での取り引きである。

 つまり肉を店に売るより、ルディに渡す方が色々な意味で美味しいのだ。

 とはいえ、今後の取り引きもある。ローレイ、カレーズ侯爵家という大貴族の顔がチラついているため、店側としてもあからさまにぼる真似はしないだろうが、エル達が良い取り引き相手となる印象を持たせるのも大事なことだ。

 「初めての野営訓練の獲物だから、こいつは皆で食べようって言ってんです。俺ら、食べ盛りだし」

 食べると言ったエルに、サルーディが途端に羨ましそうな顔になった。

 「てめーらなんつー‥‥くそっこんだけ全部食い切れねぇだろ。俺にも食わせろ」

 「料理すんのルディだぜ。魔窟来る気あるのか?」

 「うぐっ‥‥そうくるかよ‥」

実際はエル達だけでなく、デューレイア達もいるし、リュレの館のケイレイにも届けるつもりなので、余らせることはないだろう。

 結局、比較的傷が少なく、皮の状態が良かったため、解体料は皮や牙の素材でほぼ賄え、肉は一部を店が取ったものの、ほとんどを手にすることができた。

 魔法鞄に肉を仕舞い、他の買い物に向かう途中で、サルーディは思いついたようにエルに問いかける。

 「ところで、お前ってフロアリュネのことはいいのか?」

 「へ‥フローネ?」

 「そう。フロアリュネがルディシアールが好きなのは今更だけど、お前はどうなんだ?」

 ひょっとして、エルもフローネのことが好きとかじゃないのかと、サルーディは勘繰っているのだ。

 「冗談っ! ねえって、それはありえねぇ」

 ブンブンと、エルは派手に首を横に振りまくった。

 「おっそろしいこと言うなよ」

 「てめーそこまで言うかよ」

 必死に否定するエルに、サルーディはあきれ顔だ。

 しかし、自分で振っておいてなんだが、サルーディもその線は薄いと思ってはいたのだ。何しろ、三人の力関係を見ていれば想像はつく。

 万一、エルがフローネとくっつく未来を考えたサルーディは、笑いを堪えるのに腹に手を当てた。

 どう考えても、エルがフローネに尻に敷かれてペチャンコになっている未来しか浮かばない。

 「フロアリュネ、可愛いから気になってる奴もいるんだぜ」

 「そりゃ見た目はな。しかし!俺にはデューレイアさんという夢のような巨乳がいる。フローネは‥‥‥‥」

 「将来に期待か?」

 別にないわけじゃない。ごく、普通だ。比べる対象がアレなだけで。

 「‥‥‥お‥おう‥‥やっぱ目の前に理想以上のものがあれば、男としては、求めずにはいられないって」

 「ケッ‥そういう台詞は相手にされてから言えよな」

 鼻で嗤うサルーディだが、そこには思いっきり嫉妬と偏見が混じっている。

 「目に入ってもいない奴にいわれてもなー」

 「エルトリード!テメェやっぱやるか!」

 所詮サルーディも抜群のプロポーションを誇るお姉さんに、不埒な目を向ける男子生徒の一人である。年頃の男の子であれば、それも当然か。

 「僻むな僻むな。それに俺の班にはネルフィルさんもいるぜ」

 将来有望な、今でさえクラスで一番立派な胸の持ち主もエルトリードと同じ班員であると、勝ち誇った顔で言われ、サルーディはぐぐぐっと拳を握りしめた。

 やっぱコイツ殺す!

 次の模擬戦みてろギタギタにしてやると、サルーディは半ば本気の殺気をエルに向けた。

 打倒ルディシアールに比べれば、ずっと実現可能と思えるそれに、サルーディは拳を握り締める。

 そんなサルーディの目の前に、でかい魚がずいっと突きつけられた。

 「のわっ!なんだよ」

 「いや、こいついいんじゃねえか?」

 思わず仰け反ったサルーディに、大きな魚を手に持ったエルが真面目な顔で問いかけた。

 「おう、俺は好きだぜ」

 見た目はグロテスクだが、身は白身で軽く淡泊で、結構美味い魚だ。

 他にも数匹の魚や海老などを買い、野菜や果物の店も回る。焼きたてのパンに乾物、調味料と、ルディに買い出しを頼まれた物は、食料品だけでも結構な量だった。つくづく、魔法鞄の有難味がよくわかる。

 意外ではあるが、両親が共働きであるサルーディは、一応の家事ができる。料理も簡単なものなら作れるので、食料品の買い物を頼む相手としては、デューレイアよりはるかにマシだ。

 さらに、エルはルディの好みもよく知っているため、この二人に買い出しを任せたのは、かなり賢い選択であった。

 「ペン先、ノートと‥‥こんなとこか」

 自分の物もついでに買って、一通りの買い物を済ませたところで、エルはサルーディにもう一軒付き合えと言う。

 「剣が欲しいんだ。杖としても使えるヤツ」

 「高いぞ」

 「そんなことはわかってる。すぐ買えるわけじゃねえけどさ」

 「見るだけならタダだしな」

 冷やかしとはいえ、店側も将来のお得意様になってくれる可能性がある魔法学校の生徒であれば、それほど嫌な顔もしないだろう。

 魔導騎士を目指すサルーディも、剣には興味がある。

 結局、一軒とはいかず、二人で盛り上がり、魔導具店も含め二軒三軒と回り、予定より帰るのが随分と遅くなってしまった。


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