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短編小説を!書きたいんです!いいですか?!いいですね?!ありがとうございます!!!

明晰夢

作者: tsubupu
掲載日:2026/07/28

これはいつかの明晰夢。


私が目を覚ますとそこは夢の中であった。

これは夢だ。わかる。すべてのものが混沌と、それでいて秩序を保ちながら動いている。蠢いている。

私は自分が見たい夢を見ようと思ったが、それよりも夢の内容を変えるのではなく、そのまま身をゆだねることで、自分の中の無意識的な考えを見たくなった。

周りを見渡してみる。

ショッピングモールの中、ど真ん中にいる。周りの人は各々買い物をしていて、いろいろと話し声が聞こえる。日本語なのに聞き取れないあの感覚。

そしてそこには友人が二人いて、私と一緒にしゃべっている。

とりとめのない話をずっとしている。私は「私」を演じてみた。


友人の一人がこういう。

「うちの夫いつも会社から帰ったら冷たい態度で私に『飯。』とか『風呂。』とかって言うだけで、他は何にもしゃべってくれないし、土日はいつも会社の人とゴルフに行くって言って全く私を見てくれないのよ。」

それに私はこういう。

「ね。ほんと。私のことなんだと思ってるのかしら。メイドとでも思ってんのかしら。」

別の友人がこういう。

「あ、そうそう聞いて。前にうちの夫がゴルフセット?を買いたいっていてきてさ、それで私いくらかかるんだろうって調べてみたの。そうしたらね。何十万だったと思う?50万だったのよ。50万よ50万。ちょっと豪華な海外旅行に行ったほうがまだましだわ。」

私は思い出したかのようにいう。

「ほんと最近全部高くなってるわよねぇ...」


そうやって話しているうちに、いつの間にか場所が変わっていて、そこは車が活発に行きかっているような道路の歩道になっていた。

その道路に一人、男がいる。

私の夫だ。

そう認識した瞬間、夫は車にはねられた。

どうしようと思ったが、これは夢なんだから大丈夫か。と思ってその場を離れた。


私は走っていた。訳も分からず走っていた。

そうしていきついたのは、いつの日にか行った繁華街だった。

私は何があるんだろうとその繁華街を散策してみた。

そこには私好みの、店がいろいろとあった。


私はだんだん怖くなってきた。

これは夢の中だ。それはわかっている。だからこそ怖いのだ。

自覚していないだけで私はとんでもないクズなんじゃないかと思いだしたのだ。

夢のシナリオは私の心自身なのだ。私の都合のいいように話が進んでいる気がする。


私はそこで夢から覚めた。

目に映っているのは、私の頭をめがけてゴルフクラブを振りかぶった私の夫だった。

「くそっなんだ起きたのか。」

夫がそういう。

とっさのことで頭がまるで働かない。

夫が私を殺そうとしている?

「いや、もういいか。」



「私を殺さないってこと?」

→https://ncode.syosetu.com/n3836mn/


「ごめんね。あなたの妻がこんなので。」

→https://ncode.syosetu.com/n3888mn/

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