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NO.08 スキル確認(前半)

前回のあらすじ

前話で手に馴染む物をもらったカレン。


買い物が終わった後の出来事

ルイスは普通に間に合う。

カレンはギリギリセーフ。

レイは普通に間に合わなかった。


その夜、レイの部屋にはたくさんの雷が落ちた......


評価や思ったことを感想欄に書いていただけると嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。

どうもみなさん、おはようございます。朝ですよー!

なんか、このフレーズ二回目な気がする......。

まあ、そんなことどうでもいい!まずは朝ごはんだー!


朝ご飯を食べ終わり、三人で近くの森に出かける。

それぞれの作動確認のためにモンスター狩りというわけだ。

昼は昨日と同じく戻らないと使用人に言うとお昼を持たされた。中身は何が入っているのだろうか。


少し歩いていくと少し開けた場所に出る。

「よしここらへんでいいかな?」

カレンは周りを見渡し安全を確認するとお昼ごはんの入ったかごを置く。

「お姉ちゃん、私スライムしか狩ったことないけど大丈夫?」

レイが昨日買った弓を握りしめて言った。小さい子にとってモンスター狩りは怖いものなのかな?なら、安心させないと......。

「大丈夫大丈夫。みんなで倒していくから心配ないよ」

「うん!」

頭をなでて安心させる。安心したのか弓を握る力が少し弱くなった。

よし始めるかな?

「じゃあ、みんなで昨日買った物を見せ合いっこしよう!そのあとに私のスキル確認もしないとね」

「ああ分かった。だが俺は勘で買ったものだから名前はわからないんだ」

剣と盾を出しながら頭を掻くルイス。

「大丈夫、こんな時にはフヨウがいるじゃない!フヨウ、お願いします」

『了解しました。鑑定を開始します』




まずはルイスの剣と盾を鑑定しましょうか。

氷桜(こおりざくら)の剣:氷桜で出来た透き通るような水色の50cm(センチメートル)程の剣。とても軽く、切れ味もよい。剣に魔力をとおせば剣が桃色に光り、切れ味はもっと増す。氷属性』


『幻影の盾:白で縁取りされシルバーの十字が真ん中に示された黒い1m(メートル)程の盾。影属性なので影属性の攻撃をすべて取り込み攻撃力とするスキルを持つ。そのスキルは"幻影の者"から取得可能。影属性』


ルイス、目利き良すぎんだろ!

というか、盾のスキルがあるそうで......。

んで、そのスキルがこちらで、【影食い】【幻影】【影画】【影もぐり】の四つ。

【影食い】は影を取り込んで自身の攻撃力となる。盾が影を吸い、吸われた者は塵となって消える。

【幻影】は自分の姿を真似し偽物を作ることができる。レベルが上がると他人を真似することができる。

【影画】は両手で作った動物などの形を召喚するスキル。それぞれの動物のスキルを持つ。しかし時間制限がある。

【影もぐり】言葉通り影にもぐるスキル。【影縫い】の経験値となりました。


そしてルイスは影属性のスキルを三つ取得したので【影属性Lv.--】を取得したそうだ。

めっちゃ強くなってるやん!!


次はレイちゃんの番。

森狼(しんろう)の弓:森の奥深くに棲む大きな狼からドロップした角と皮で造られた弓。付与をしやすい弓で通常なら三十分程かかるところが五分まで減少できる。風属性』


おお!

付与ってそんなに時間がかかるものなんだね!

今のですこし賢くなった気がする。


では、私の番ですね。

首にかけているマスクと背中に背負ったケースの中から50cm(センチメートル)程の()を取り出す。まさか銃があるとは思わなかった。銃は使い慣れたではなく見慣れたものであったが。


『ガスマスク:毒ガス・粉塵・微生物・毒素などの有害なものや強烈な臭いを発するものから人体を保護するために顔面に着用するマスクで、目など傷つきやすい組織や鼻・口を覆う。カレンの持っているガスマスクは鼻と口を覆うだけである。無属性』


『アサルトライフル:種類はM16でこの銃には弾倉は二種類ある。フルメタルジャケット弾とダムダム弾が装弾されている(長くなるので詳しいことはおまけで話します)。無属性』


何この私以外の武器最強説。うわぁ、なんだか悲しい気分になってきた。

「お姉ちゃん、お姉ちゃんの武器初めて見たんだけど」

と、レイが聞くが、そりゃそうだろう!この世界の物ではないからな。しょうがない、嘘をつくしかないか......。

「友達からもらったんだよね。その友達が違う世界の者だからね」

これで大体あってるものだろうな。友達はいないんですけどね......。

「はあ、嘘はつかない方がいいと思うが?」

ニヤリと笑うルイス。なにか忘れてないか?とでも言うように笑っていた。



あ、あ〰〰〰〰〰〰!!!

すっかり忘れてたぁ!

ルイスが【看破】という嘘を見抜くスキル持ちなの忘れてたぁ!

「うわあああ!えっとごめん、本当のこと言うから許してぇ!」

あたふたと振り乱すとルイスが苦笑いしながら言った。

「いや、言いたくないならいいよ。ただ嘘をつかれるとちょっと変な感覚になるんだよ」

ルイスが言うには嘘をつかれるとグチャッとしたものが体の中に入ったような感覚になるんだそうだ。


それは悪いことをしたな。

今度本当のことを話そうかな。

「その......また違う機会に話すよ。じゃあ、スキルの話に入ったから私のスキルも話していこうか」






==========

『カレン』

種族:機械人 兵器種

状態:普通

Lv:11

HP:2300/2300

MP:×

攻撃力:160

防御力:180

物理耐性:65

魔法耐性:30

ユニークスキル:

【古代兵器Lv.2】【現代兵器Lv.10(max)】


耐性スキル:

【恐怖耐性Lv.8】【ストレス耐性Lv.8】【危機察知Lv.6】【冷凍耐性Lv.1】


通常スキル:

【古代語読みLv.1】【黒触手Lv.8】【白触手Lv.5】【殺気Lv.7】【挑発Lv.3】【偽装Lv.4】【触手変形Lv.5】【救援活動Lv.1】


称号スキル:

【人間兵器Lv.--】【兵器の呪いLv.--】【触手使いLv.6】


==========


フヨウがカレンのステータスを表示する。

「というわけで、フヨウ説明お願いします!」

『了解しました』




今回説明を受けてもらうスキルは十一個。


『【恐怖耐性】

自分に対して危険を与えたり、気持ちを不安定にさせるようなものに対して抱く感情を軽減することができる。レベルがMAXになると名称が変わりすべて無効化することができる』


『【ストレス耐性】

寒冷・外傷・精神的ショックなどによって起こる精神的緊張や、生体内の非特異的な防衛反応などに対して軽減することができる。レベルがMAXになると名称が変わりすべて無効化することができる』


『【危機察知】

危機的な状況にあると感じ、自覚しそれに対して対処しようとする気持ち。殺意の方が感知しやすい。しかし、自身の危機にだけ反応できるためソロパーティがよい』


『【冷凍耐性】

氷属性の攻撃により氷状態されることなどに対して軽減することができる。レベルがMAXになると名称が変わりすべて無効化することができる』


『【黒触手】

攻撃専用の触手。防御もできるがあまり防御力はない。黒触手に認められると【空切り】を取得する』


『【白触手】

防御専用の触手。攻撃もできるがあまり攻撃力はない。白触手に認められると【硬質化】を取得する』


『【殺気】

憎悪や敵意などから今にも殺人が起こりそうな緊迫した気配や雰囲気。殺気を受けた者は戦意喪失し軽い洗脳状態に入る。レベルが高ければ高いほど、範囲と()が増える』


『【挑発】

敵を逆上させることで敵に自分を狙うように仕向けるもの。ヘイト(敵意値)を上げ隙を作り攻撃しやすくする。このスキルは必ず引っかかり軽い洗脳状態になる。レベルが高ければ高いほど、挑発に引っかかる人数が増える』


『【偽装】

他の物に色合いや見た目を似せることで、人の目をごまかす。しかし、声や音を出してしまうとばれてしまうので攻撃を防ぐことはできない。他の物に偽装するためにはその物に触れ、【偽装】と言わなければいけない』


『【触手変形】

先端部分の触手を変形することができ、その種類は無限大。しかし、変形したものを触手から離そうとすると枯れてしまうため、そのまま使うことが推奨される。変形にはイメージ力が試される。どんなに大きく変形しても攻撃力防御力が減ることはない』


『【触手使い】

触手の扱いに長けているという謎の称号スキル。持っていても持っていなくても変わりは一切ない』


待て、めっちゃ強くなってますやん!おかしすぎるよ、これは。

いや、ちょっと待て、【触手使い】っていう称号スキルの説明雑だな!持っていても持っていなくても変わりわないって、何が何でも酷すぎるだろこれは!


「うわ......これは強いな」

「お姉ちゃんすごい!」

ルイスは驚きレイはいつも褒めるねえ。

「あ、ありがとう」

まさかの転移前の自分がこんなにスキルを持っていたとは......思いもしなかったよ。

まあ、なんか、いつもの感じって思えば幾分楽かな?

ま、先にご飯食べますか!


----------


お昼ごはん中


----------


お昼も食べ終わったことだし、モンスター狩りにでも行きますか!

お昼ご飯は卵サンドイッチでした!


モンスター狩りのため、ステータスを思い出しながら言う。

「よし、今私のレベルは11だから20超えればいいかな?みんなはもう、20超えてますからね。ルイスなんて30超えてるしっ!何があったんだよっ!」

レベル差の開きすぎよ、カレンとルイスのレベル差はなんと24。レイのレベルを超しちゃってるよ!

「いや、ハンターをしていた頃にバンバン倒していたからな。それでレベルが上がったんだろう」

「だよねっ、お父さん強いよね!」

レイがルイスを軽く叩き、笑いながら言う。良い親子だ。

「うん、強すぎるよね!」


よし、レベル上げにいっきましょう!!!

おまけではない弾説明

『フルメタルジャケット』

通性が高い通常の弾丸。弾芯が金属メタルの覆い(ジャケット)で覆われているメタルジャケット弾の一つ。ほとんどのフルメタルジャケット弾は、弾芯である鉛をギルディング・メタル(真鍮。混合率は銅95%、亜鉛5%)で覆っている。


『ダムダム弾』

命中時に弾頭が裂け、肉体組織への激しい裂傷と止血しづらい銃創により体の末端部や腹部に命中しても殺傷力が高まるようになっている。


たぶんカレンは『ダムダム弾』のみを使って戦争に挑むんだろうなあ......


また来週お会いしましょう!

作「ギリギリで終わったよー!」

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