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人形師とねじまき人形

作者: 煉

これは私の処女作です

可愛がっていた人形を失い

悲しみに暮れる人形師

そんな人形師を愛する

一体の壊れたねじまき人形との

心温まるお話です。

ある所に若き人形師画おりました。

人形師はどんな人形にも美しさがあると、

世界中のあらゆる人形に手をかけていました。

そしてある時人形師は出会ってしまったのです。

美しいブロンドの髪をした華奢で綺麗な人形に。

その人形は今までに見たことがないくらい

綺麗な人形だった。

大きな財力を動かしてまでも手に入れた人形師は

その人形を大変可愛く大事に扱っていました。


しかしある時心の妖精が現れて人形に言ったのです。

「自由を手に入れたくはありませんか?」と

そして妖精は人形に心と自由を与え

人形は人になりました。

次々に心を手に入れた人形達は旅立って行き、

いつのまにかからの人形部屋は

静まり返っていたのです。

可愛がっていた人形が居なくなった

人形師はさぞ悲しみに暮れました。

しかし、心を持ってもなお歪な人形が

一体だけ残って居ました。

見た目こそは美しくもネジが壊れて

まともに動くことが出来ないねじまき人形が。


「君は何故自由へと旅立たなかった?

自由になれたら幸せになれただろうに」


人形師は尋ねました。

すると人形はこう答えたのです。


「ここにいることがわたしの幸せだからです」と


そうして人形は自らのネジを巻いては

歪に踊り始めました。

なんて滑稽な踊りなんでしょう。

人形師はさぞかしその人形の姿に笑いました。


人形が踊り終わるまで


涙を流しながら…


END


「人形師とねじまき人形」

最後までお読みいただきありがとうございます

まだまだですがもっと頑張りますので

どうぞこれからもよろしくお願いします。

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