表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/38

護られる青年

「……燐斗」

 返事はなく、耳を澄ますと燐斗の寝息が聞こえる。……そーっと燐斗に近づこう。

「ふふ、グッスリと寝ているな」

 穏やかな寝顔だ。ついつい頭を撫でてしまう。

 ……温かい。

 ……燐斗。

 ……燐斗。

 ……燐斗。

 ……ありがとう。お前に出会うことができて、本当によかった。お前のおかげで我輩はこんなにも温かい気持ちになれるのだ。

 だからこそ、お前を失いたくはない。お前に身の危険が迫ったときは必ず護ろう。

 ……消えたか。この部屋に何かいるような、見られているような気配を感じたのは気のせいではなかったのだな。用心せねば。

 ……安心しろ、燐斗。お前は我輩が護る。

 ……願わくば、ずっとずっと、一緒にいたいものだ。……何百年の時を、お前と共に生きたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ