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マシンナリィガール:ゼノ  作者: 貴宮アージェ


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CHAOS(ケイオス)―2

 “東京国際マシンナリィフェア”の騒動以降、マキナは物思いに耽ることが多々ある。

食事に関してはいつもどおりというか時折、いつもの倍に食べることも

あるぐらいには食欲は無くしてはいないらしい。

だけどもあの赤いALを取り逃したことは彼女的にとても屈辱だった様だ。


ミカサ:(――――食欲がなくなって意気消沈よりかはマシなのかもしれないけども)


 短いとはいえ、共に同棲生活(シェアリング)しているミカサ的には同居人の不安を

少しでも和らげたい気持ちはないわけではない。

しかし、マキナの抱えている問題は残念ながら今のミカサでは解決することができないのもまた事実である。


ミカサ:(―――なんか、悔しいなぁ・・・)


 そんなことを思うとHR開始の予鈴が鳴る。

担任の難波キョウコが教室に入ると同時に皆も着席していく。

着席を確認するとみんなの出席を確認を行っていくキョウコ。

出席確認が終わると今後の予定を確認する為にキョウコは更に口を開く。


キョウコ:「再度の伝達になりますが夏休み期間中は一部校舎の補強や補修作業が

実施されますので該当区画の使用や立ち入りに制限が掛かりますので部活動などの利用には気を付けてくださいね」


 そう言われてミカサはふとグラウンドの方へと目をやる。

外にはトレーラーとトラックの他にも作業用のレイヴンと思しき人型機械が2台鎮座していた。


ミカサ:「あれがワークスレイヴンだっけ?」

マキナ:「ええ、作業用をメインに据えたレイヴンです。あの形状はおそらく第2世代型ワークスレイヴンですね」

コジロウ:「あれは第2世代型の【コボルト】と【コングマン】ですな。どちらも

建設などにおいて重機車両では作業しにくい作業を受け持っているWLの名バイプレーヤーですな」


 コジロウの説明にミカサ含めた周囲はへぇ~と感心の声が漏れた。

それを見ていたキョウコはハーイ、視線を戻して~と注意しながらも話を続けていく。


キョウコ:「先ほどの続きになりますがもうすぐ夏休み期間に入りますが期間中でも登校する日があったりしますのでそのことを忘れずに夏休み期間中も唯意義に過ごしてくださいね」


 そう言うとHRは終わり、1限目の準備に取り掛かる為に準備を始める生徒たち。

そんな中、コジロウはふと窓の方へ視線を向け、作業準備中のWLを見ていた。


コジロウ:「そういえば、新型OSの話はどうなったのでござろうな?」

ミカサ:「新型OS?」


 ミカサがコジロウの発した言葉に疑問を抱いた。

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