CHAOS(ケイオス)―3
コジロウ:「そういえば、ミカサ殿たちは知らないでフェアから帰ってしまいましたな」
メイ:「あの時は色々大変だったもん・・・」
東京国際マシンナリィフェアの騒動の後、しばらく警察から当時の状況の聞き取りなどで結局、最後までは展示などは見れずに終わっていた。
コジロウはどうやら一通りの展示などは見ていたらしく、OSなどの展開なども知っていた様だ。
ミカサ:「その新型OSってどういうものなの?」
コジロウ:「今使われている【TALOS】とは別軸のモノでAL・WL
問わずの“全てのレイヴン”に搭載可能な画期的なOSだそうですぞ」
ミカサ:(【TALOS】ってなんだっけ?)
小声でマキナに聞くとマキナは黙ってタブレット端末を取り出し、【クロウ】を呼び出す。
タブレット端末の入力機構で【TALOS】のことを【クロウ】に問うマキナ。
それに応えるべく【クロウ】が説明を始める。
クロウ:『【TALOS】は現在第3世代レイヴンで採用されているOSのことです。正式名称は“Technical Advance Loading Operating System(テクニカルアドヴァンスローディングオペレーティングシステム)”で機体各所の入力伝達を円滑に行うためのプログラムソフトウェアのことです』
【クロウ】は声を出力せずにタブレット端末のディスプレイに文字を出力して説明した。
声を出していないのは皆にバレることを防ぐ為にミカサとマキナとで取り決めたことである。
そんな【クロウ】の説明にミカサはへぇ~と声を漏らすがそれを聞いてないコジロウは話を続けていた。
コジロウ:「確か、もう先月の中ごろ辺りから最新OSが使われているはずでござったが・・・」
ミカサ:「どういう名前なの?」
コジロウ:「何がでござる?」
ミカサ:「その新しいOSの名前、どういう名称なの?」
ミカサの問いに言い忘れてましたか、とうっかりしていたことをに気づいたコジロウは改めて新しいOSの名前を答えた。
コジロウ:「【CHAOS】という名前らしいですぞ」




