私の私自身の世界と、この僕と。
この小説は、「自然な感じ」「ナチュラルな感じ」を意識して、執筆しました。 初投稿作品です。
作文は下手ですが、気軽に読んでいただけると幸いです。
2話以降は、1週間毎に投稿していく予定です。
「よ!っと。」
「さて、あの人の言う通りに、この世界に…来たわけだけど。」
「私自身の心の中なんだけど、」
「さて、私の体力は…さ、どのくらい持つのだろうか…心配。」
「今の私、精神的にとても疲れているからなぁ。」
「うーん、これからどうしましょう。」
「そうだなー。自分自身の心の中とはいえ…だ、
まずはどうなっているのか…」
「えーと、まず、空は曇っている。」
「はぁ、今の私は、精神的にとても、疲れているし、曇るのは仕方ないか」
「あとは、見渡す限り草原で…」
「あとは…あとはまぁいいか。」
「じゃあ、これから、私は、一体どうするの?」
「まず…は」
「何しよう?」
「うーん。うーん、あ、作文書き始める時、いつもどうするっけ?」
「あー、私は、昨日、最初の一歩を踏み出しました。」
「私は、そう言いながら、歩き始めます。」
「と、言いながら、歩き始めたら、案外楽に歩けました。と。」
「じゃあ、歩き続けて、どうするの?」
「私は…」
「、一歩踏み出しせたから、後は大丈夫…、なんとかなる」
「ねぇ、私!」
と、自分に言いながら、歩く。
シユハは歩きながらふと思い出す。
「あ! ユイナ…ユイナって扉の向こうで待っているって…」
「あ、それにさ、」
「扉まで歩いていける距離なの?」
「私の心の中のことなんだが…きちんと設定を作れてないと思ったのは気の所為なんですか?」
「って、私は私自身に、話したいことがある。言いたいことがある。」
「この先、一体どうなるのよ?」
「扉…えー…5分…10分はかかりそうだけど、5分…10分なら歩いていける」
「ほんと、私の、ことなんだけどさ、もっと設定を作れたような気がするよね。」
「それにだ!私、私自身の世界に来たのは、何年前なだっけ? 久しぶりすぎて、なんだか、不思議な感じ。」
「不思議な感じだし、さっきから、ずっと一人でお喋りしてるし。」
シユハは一人喋りをしながら、扉を目指して歩いていると、扉の前に小さな男の子がいることに気付いた。
「あ!あの子!」
と、言いながら、扉の前にいる男の子に近づき、話しかける。
「よ。久しぶり!」
「最近、見かけなかったけど、何やってたのさ?」
「最近ずっと具合悪くて寝てた。」
「寝てたって…」
「ところでさ、ユイナはどこにいるのさ?」
「ユイナにさ、話したいことがあるんだけど。」
「ねぇ、お姉ちゃん!この僕ね、困ったことがあるの。話したいことがあるの!」
「え、私が先…」
「お姉ちゃんってさ、自分のことを笑顔にしようとは思わないの?」
「あの…ユイ…」
「お姉ちゃんってさ、昔からずっと人を笑わせてさ、笑顔にしてきたでしょ?」
「悩み、愚痴を聞いてきたでしょ」
「うん。」
「男の子、女の子関係無しに、つまんない話をさ、つまんない気持ちをさ、面白くしてきたでしょ?」
「うん。」
「僕さ、ずっと思ってたことがあるんだ」
「ずっと思ってたこととは?」
「あのさ、自分を笑わせること、自分を笑顔にすることを考えないのは、なんでなの?」
「自分のつまんない話をさ、面白くしようとしないの?」
「なんで、自分のことはいつも後回しにするの?
自分のことはどうでもいいと思うの?」
「最近は、別にどうでもいいとは思わなくなってきたけど…」
「あとね、最近、自分を笑顔にしようかなーって思いましたけど。」
「お姉ちゃんはさ、なんで、いつも、人を笑わすこと、人の悩みを聞くことばっかり、悩みを解決することばっかりなの?」
「いや、自分の悩みも結構解決してるけど!」
「自分の悩みを解決すること考えて、毎日、自分の気持ちを紙に書いてるんですけど…」
「あと、大事なことから、逃げようとするの、もうやめようよ?」
「そんなこと言われてもさぁ…」
「自分のつまんない話をさ、面白くするって言ってもさ、どうすれば…」
「この扉の向こうに居る、ユイナお姉さんと、ただ、思う存分、話しをしてよ。」
「ユイナお姉さんの他にも、仲間がいるから、その人達とも、思う存分話しをしてよ。」
「あの…」
「それでいいからさ。」
「あいつらと結構話してると思うんだけれど。どう思う?」
「話せてないよ。お姉ちゃん。」
「……ごめんなさい。すいませんでした。」
「はぁ…わかった。わかったよ。」
「うん。」
「お姉ちゃん、この扉を開けたら、ユイナお姉さんが、待ってるの。」
「だから、今すぐ行って。」
「はぁ…わかった。今すぐ行く。」
「つまんない話、つまんない気持ちを面白くする。」
「あと、今から言うことは、私の個人的な思い、
私を含めて、全員笑顔にするから。」
「それで。」
この僕は言う。
「ありがとう」
「うん。」
「えー、私は思いました。これから、私は一体どうなるんだ?」
「この先…笑顔にできるのだろうか?って。」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
僕の小説を読んで、ちょっとでも笑って、モヤモヤが晴れるといいなと思っています。