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6、優先は腸詰め

ミスった 全部消しちゃった投稿しなおしです

2024年9月2日時点で1~47は以前投稿したものです

ぼけな作者ですみません

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ソーセージ講習会になりかけてるけど いいのか?

まぁ 楽しむことが休暇なら それでもいいのかもね ライさん


「おい ワンサ 明日商会に連れて行くんだろう? だったら商会に頼んだ方が話が通りやすくないか?」と店主のおやじが肉の塊を持ちながら ワンサに話している。

「そっか 商会か、 俺はギルドに話したほうが楽だと思ったんだがなぁ」と 店の隅に目を向ける。

そこにはテーブルに置いてある肉を切り分けて 口に運ぶ大男がいたのである。


「おい ダック! こいつに肉の解体とミンチ方法 腸詰めを教えてやってくれ」

「おいおいゴード もう仕事はオフ時間だぞ・・・大事なエールタイムを邪魔すんじゃねーよ」とエールを飲み干した。 

「こいつらは 夕方ギルドに持っていった 肉の提供者様だぞ!」そう言って担いでいた 肉をポンと叩く。

「きれいな肉はギルドに降ろしたようだが ・・・訳アリはうちが引き取ったからねぇ」そう言うと相手 ダックの顔が引きつっていく。

「お前に関心がないなら 残りもうちが引き取るけど 明日商会に行くらしいからなぁ そこで肉卸すんじゃないかなぁ どうするよ?」半分脅しのように店長は相手を見ていた。


「判ったよ 肉卸してくれるなら 教えてやる」ダックと言われた男は 俺に顔を向けた。

「それと 出来上がった腸詰めの半分をギルドが買い取る条件だが どうよ?」

「まぁ バイソンは4頭で うち2頭は穴あきだが」そう言って俺はダックから目をそらして エールを飲み込む。

「判った それでいい・・・お前らはもうないのか?」と返事をした俺には興味が消えたのか ワンサに話しかけだす。

「俺のは ライが倒したブルだけだよ。 バッグに入らない分を運んだだけだし」とワンサ。

「俺も」「私も」「同じく」と メンバーが順に答えている。

「まぁ 俺が作っても肉が無駄になりそうだし やり方を書いた紙をもらえればいいか」

「まぁ それが賢明な判断だね」そう言うとダックは落ち着いた顔でエールを飲み込む。

「じゃあ ライの肉で出来上がった腸詰めを半分はギルドが受け取ると、半分はお前さんに渡すよ」

「まぁ そんなもんだな」店主はがははと笑って 厨房に戻っていく。


「ワンサ達はいつもこんな良い物を食べてるのか?」俺の言葉に首を振るワンサ。

「まさか 今晩は仕事が無事に終わった事の褒美さ 普段はくず野菜のスープとパン 干し肉くらいかねぇ」

「毎日 干し肉があればねェ」と 突っ込むワイズ。

「毎日 こんなの食えるのは大きな商人か 領主様じゃないかな?知らんが」

「今回の報酬は まぁうちらの1月分の生活費くらいかな 次の依頼は半月後くらいの予定だし大丈夫だろう」

「上位のパーティなら 報酬も凄いんだろうが危険任務も多いし そんな依頼なんかいつもあるわけもないしなあ」

「まぁうちらのパーティじゃあ受けられないけどね」

「違いない(笑)」


「明日は商会に行って そこから今後の身の振り方を考えるよ」

「まぁ それが良いだろうなぁ・・・でもさ ライ・・・」ワンサは言いかけ 俺に視線を向ける。

「個人的には 何かあったら手助けに 連絡をすぐできるようにしておきたい」そう言いながら 頭を下げる。

「なんでだ?」

「あのさ バイソンまっぷたつの腕前のやつを 遊ばせておけるかよ」そんなワンサの言葉にメンバーは頷いた。

「ここから出ていくかも決まってないんだがなぁ」


「明日は朝飯食ったら 商会に行って その後にギルドに連れて行くから 早めに寝ろよ?」隣のドアを開けながらワンサは俺に言ってきた。

「あぁ 部屋まで用意して貰って悪いな?」

「いや 商会の”依頼”だから 必要経費さ」と ご機嫌なワンサ。

「朝になったら ノックするから 起きて待っていろよ?」とワイズ。

「一番寝坊なお前が言うかなぁ?」と ドアを閉めながら ワンサが笑った。

俺もドアを閉めて ベッドに横になると 今日を思い出しながら 目を閉じるのだった。


ソーセージから何故か肉の話に

ギルドは怖いな 直ぐに冒険者から買い取ろうとするし

でも なにやら商会が絡んでるのか?


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