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5、田舎者なので

ミスった 全部消しちゃった投稿しなおしです

2024年9月2日時点で1~47は以前投稿したものです

ぼけな作者ですみません

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念願のエールと肉で楽しい時間を過ごすライ

この関係は どうなるのか

楽しい休暇を過ごせるのか 大切だぞライさん



「そういえば ライはどうしてあんな場所に?」

小樽から エールの注ぎながら ワイズが 俺に話しかけてくる。

「俺の生まれは北の山で 狩りと鉱山採掘していたんだけど 獲物がへり 鉱物も街近郊のにかなわなくて・・・仕事もなくなり 山を下りてきたんだ」

俺は”頭に浮かんだ理由”を口にする。

「そうか 北のほうは動物が減り 移動する部族が多いと聞いていたが お前のところもそうだったのか」俺の言葉にワイズも 理由に納得したのか そう 呟く。

「仕事はどうするんだ?」今度はワンサが 話しかけてくる。

「同じような 狩りか 鉱山夫でもできればいいんだけどなぁ」ため息交じりに呟く俺。

「この小さい街にはすでに肉屋も鍛冶屋もあるからなぁ・・・そのあたりは 間に合っていると思うよ」あっさりワイズに否定される。


「これはなんだ?」俺はエールを飲みながら テーブルの上の物に目を向けて ワンサに話しかけた。

「あぁ これか? これは 腸詰めだぞ?」と 不思議そうな顔で俺に聞き返してきた。

「ありふれた どこにでもある食い物だと思うが」と エールのジョッキ2つ分くらいのものを掴み差し出した。

「あぁ 俺の村は さばいた肉は その日のうちにみんなで食べるか 余った肉とかはせいぜい 干し肉とか こんなにも美味しいのは うちの村にはなかったんだよ」と 差し出された腸詰めを溜息をつきながら見つめ答えると ワンサは頷いた。

「もしかしたら 肉をこんなにも加工方法があることは うちの村じゃ誰も知れないかもねぇ」

「なるほど ライのところは そんな 村だったんだな」そう言って その腸詰めをナイフを取り出して 2つに切り分けた。

「これは こんな感じに このマスタードで食べるとさらにうまく」ワンサは 切り分けた腸詰めにこってりマスタードをつけて口にする。

「へえすごいなぁ こんなにも・・・」驚く俺に 

「あぁ このどかんと来る刺激がまたいいんだよ」

「そうやって お酒を飲む口実ばかりで」とノエルが溜息を吐く。

「確かに酒が進むね」


「おいおい 酒が進むのは肉だけじゃないぞ」と 隣のテーブルの男が なにかを口にしたまま 話しかけてきた。

「これは この辺りの特産品のチーズだ! 食ってみろよ」と 大きな塊のチーズを差し出した。

「このままでも旨いが こうやってとろとろにして ジャガイモに かけるとだなぁ」と チーズを火で炙り ジャガイモにチーズをかけていく。

かけたチーズがジャガイモに絡まり持ち上げると チーズが糸を引いて伸びている。

「おぉ この塩気 良い感じだねぇ」と ワンサがエールでジャガイモとチーズを流し込む。

「そうだろう そうだろう」男はご満悦でワンサに笑顔を向ける。


「こんなのはどうだ?」別な男が小皿をテーブルに置いた。

「これは・・・豆?」小さい丸いものを見つめ 男に応えると

「そう 炒り豆だ 塩を振ってあってうまいぞ」と言いながら 口に入れて バキバキ音を立てて 咀嚼する。

「なるほどこれはエールに合う」と 同じように口にし エールを飲み込むと男が笑った。


「村にないうまいものばかりだなぁ」俺の口から ふいに言葉が漏れる。

はじめ口にした”山の村”の設定のままに口にした。

「うちの村では 肉の保存はマジックバッグか 干し肉がせいぜいだから この腸詰めはいいなぁ」

ソーセージに齧りつきながら エールで流し込む。

「”村”にも持っていきたいなぁ」

「お前が 作ってやればいいんじゃないのか?」ワイズが そう言って 厨房に目を向ける。

「おやじ~ 腸詰め作りたいとよ!」かって話しかけている。

「なんだ そんな事か」そう言いながら 厨房から 店主が肉の塊を抱えて出てきた。


冒険者と仲良くしていると 他も仲良くしてくれる不思議 良い先輩冒険者に当たったようで

神様の設定を離しながらも肉を堪能し ソーセージという未知な料理も楽しむライさん

まだまだ人間界は楽しいものが多いぞ

何故かソーセージ作りまでいいのか 休暇だろうが


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