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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
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84話・クラスメイトVS一人

久しぶりの日2投稿

 クラスメイト達はみんな神様からスキルを与えられている、しかも与えられたのはランダム、ランダムのせいで無駄に強いスキルばかり持っている、唯の『好きな気持ちが強ければ強いほどステータスが上がる』ものもだが、正義君のスキルは『勇者』、全体的にステータスと適正を底上げしてくれる汎用的なスキルだ、強すぎるわけではないが、弱すぎるだけでもない中途半端な立ち位置だが、装備が強ければ強い、これも強力なスキルと言って間違いないだろう。

 そんな強い人たちが私に突っ込んでくるのを目の前にして、後ろの5人には手を出さないように伝えてあるが、念のため、私とクラスメイト達を囲むように立方体の結界を張る。


 その場の全員を鑑定してスキルを確認する、24人同時の鑑定は少し疲れるが、出来ない訳では無い、取りあえず上に視線を移し、後方部隊の遠距離攻撃を防ぐ、ただ防ぐのではなく、同じ攻撃を当てる、矢には矢を、炎には炎を、所謂相殺という物である、

 反撃を放つと同時に視線を下に、目の前にはすでに何人かが迫っていた、

 一番最初に相手をするのは、『強奪』のスキルを持っている男子、鑑定の説明では手で触れた物の何かを奪うスキルらしく、それは相手が持つスキルも例外では無い様なので、一番初めにつぶしておきたかったのだ、両の手首をつかみ、腕の骨を折る、そのまま腹を思いっきり殴り気絶させる。


 次の相手は『剣姫』のスキルを持った女子、『剣姫』は刃物を持っている間、全身レベルの身体能力10倍、そして全ての刃物に対して適正を持つ、しかし、刃物を完全に壊せば使えない、私の愛刀を取り出し、全身に細胞レベルで10倍の身体強化をかけ、手にしている剣を塵にする。


 次に、再び後方部隊が一斉放射してきたものを、再び相殺する、そこからは後方部隊が息をそろえることは無く、それぞれが準備出来次第攻撃をしてくるようになった、しかし、それらは一切私に当たることは無く、私の反撃で全て相殺される、これを私の出力の限界だと決めつけ出力を上げた人もいたが、それもきっちり相殺していく。


 ここまでのやり取りで私は一歩も進んでいない、正直つまらないので、大きく全力で踏み込み、後方にいた一人に攻撃をする、それは自分を山より硬くし、人体能力を上げる「金剛」のスキルを持った男子、私のパンチぐらいなら十分受け止められるだろう、大きく振り抜き、一撃を当てるとその男子は大きく吹き飛んでしまった。


「まだ強かったかしら?」


 それから起こることはただの蹂躙だった。

蹂躙って楽しいよね。

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