表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
80/247

71話・お出迎え

今回の内容は、64,5話の絢視点+αです

 私は久しぶりにハーフルトにある一号店に顔を出す、そこで働いてる子にはかなり驚かれたが、どうにか落ち着いてもらい、私は勘定場の隣で椅子に座りひたすら今日くるだろう人を待つ、待ち始めてから3時間ほど待ったころ、店の扉が開きよく知っている子が入ってくる、その子は、入ってすぐに私を見つけて、私の所に泣きながら抱き着いてくる、流石に他のお客様の迷惑になるので外にいるだろう同罪人を探しその場所に向けて転移を発動させる、転移が終わると、そこにも見知った顔がいる。


「先生、なんで初めに突入させる人を唯にしたんですか?

 こうなるって分かってたでしょう?」


 先生には後で説教コースだ、いや、唯と一緒に『あのスキル』の実験台にしようかしら。


「えっと……、絢さんですか?」


「そうですよ、たった三ヶ月あってないだけで、生徒の子供のころの姿を忘れたんですか?」


「普通は生徒全員の子供の時の姿なんて憶えてませんよ、

 はあ、唯さんを先に行かせたのは、簡単に言うと唯さんならどんな姿でも絢さんが分かると思ったからです」


「もちろんです私なら目隠しをしていても絢様がわかりますよ!!」


 私は今どんな顔で唯を見ているのかしら、少なくともこの心は出ているでしょうね、それでも一切動じていないこの子、多分私から学んだのね、こんなことならしっかりと教育しておくべきだったわ。


「マットさんとジムラドさんも来たんですね、後正義君も」


「俺はついでかよ!!」


 正義君の発言に周りに笑いが生まれる、まあ軽く、空気も和んだところで、私は転移魔法を発動させる、行先は私達の城、つまりは家だ、ジムラドさんとマットさんは驚いた顔で固まっているが、今から彼らにはやってもらう事がある、「パン」と手をたたくとバルドルフがどこからか飛んできた、今から呼ぶつもりだったからいいのだが、一体どこから来たのだろうか……、まあいい、バルドルフに男性衆の3人を思いっきり鍛えるメニューを立てるように伝える、そして女性衆の二人には私から予定を伝える。


「では、あの人たちにはそれぞれ強くなっていただく予定なので別行動です、そして今から、唯と井上先生には治験に参加していただこうと思います」


「い……一応聞きますが、治験ってなんのですか?」


「ついてきたら分かります、拒否権はないですよ」


 先生が逃げたそな雰囲気を放っていたので釘を刺しておく、そして二人を引きずるようにして私の部屋へと連れていく。

次回の題名はズバリ「治験」です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ