表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
51/247

45話・悪魔召喚

執事キャラって何かと使いやすいんですよね

 私は、屋敷に帰り、商会拡張のために人員育成をしようと考えていた、まずどこでしようか、すら決まっていない訳だが、バルドルフ達にお願いしたところ人数は沢山集まった、竜人と吸血鬼、妖狐族と人狼族の4種族で合計32万人、ティターニアにもお願いしたけど、戦闘しか教えられないと言われて断られたし、バルドルフとジズは、お店をたった二人で回しているから、こっちにまで手は回せませんし、どうしましょうか……、そう言えば、あの手をまだ使っていませんでしたね……。


 私は宵闇のダンジョンの屋敷に戻り、魔方陣を6つ書く。

 突然だが悪魔召喚は供物や魂を代償として要求されると言われるが、それは厳密には違う、厳密に要求されるのは魔力である、供物、召喚者の魔力、召喚者の魂の順で消費され、魔力を捻出して、悪魔への対価として魔力を差し出すのである、だから、魔力さえ足りれば、供物や魂を差し出さずとも個人で召喚が出来る、しかし、低位の悪魔でも要求される魔力量は膨大になる、その上私が召喚しようとしているのは最上位、無茶な魔力収集でもしようとしていない限り足りるものではない……そう、私のように、もうすぐ15桁に届きそうな魔力収集をしていない限り足りるものではない。

 魔方陣を6つ書き終わり魔方陣を発動させる、私が使ったのは、確実に最高位の悪魔を呼び出せる魔方陣、確実である為、それなりに魔力が持っていかれる、1割くらいか思ったより少なかったな、このくらいなら10分も経てば元に戻る、このまま、私は、呼び出した悪魔たちにお願いをする。


「私の従者になってください」


 呼び出した悪魔たちは困惑をした顔をする、まぁ、そうだろう、普通は一体呼び出すだけでもやっとの最上位悪魔を6体全員呼出し、更には自分の従者になれというのだから、その上、目の前にいる少女は、俯瞰から見れば魔力を人波にしか持っていないただの少女だ、普通に見たら不思議しかないだろう、しかし、私はこの人たちを従者にしたい、そして職員教育の人員を増やしたいその為ならほぼ無限にある私の魔力なんていくらでも渡そう。


「困惑しているのは分かりますが、対価を払ったのに話し合いもせずに帰るなんて言いませんよね?」


 そういうと、彼らは現状を理解したようで、一応私の方に向いた。


「もう一度言います、私の従者になってください」


「あんたが一人でやったのか?」


 呼び出した悪魔の内黄色い髪の悪魔が質問してきた。


「えぇ、もちろん」


「どうやってだ?まさか大量の供物をせっせと集めたのか?あたしたちに弱いやつに従えってわけか?」


 そうか、弱そうに見えるのか……、じゃあ、少しだけ、三割くらいの魔力を放出する、三割くらいならこのあたりを魔境にすることもないだろう……?、何故だろうそこまで大量には放出してないんだけど、びっくりされている、いきなり私の魔力量が変わったからかな?

 このまま、もう一度同じことを言うと、全員跪き、快く了承してくれた、そこまでしなくてもいいんだけど。

その後、悪魔たちは絢ちゃんにこき使われるのでした

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ