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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
3章・やり返しへの第一歩
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39話・第三回迷宮攻略

武具を作った、そうすれば残った商品は、道具屋です。

 私の愛剣2代目が完成した後、その鞘も作り、完全に完成した。

 暫く、作成はできない、此処度一気に作成してしまおう、鍛冶場にポーション作成機も創る。

 この街には、武具屋がないが、道具屋もない、厳密には、ポーションや魔道具を売る店がない、だから、これらの金額がとてつもないほど吊り上げられており、一人一つ持っているか、持っていないかで、いざという時にのみ使い、普段は自分の治癒力で耐えるらしい、ならば、価格破壊をしてやる、私の手による大量生産大量販売をする、そのまま大量のポーションと魔道具を作り置きしておく、一日で売れる数がわからないのでできる限り造り続ける、1万個ずつほど作った時にはもう朝になっていたようで、シルキーが朝食に呼びに来た、朝食を取り、バルドルフとシルキーに店番をお願いする、正直シルキーにお願いするのは心配なのだが、やる気満々だったのでいいだろう、既に商品価格は全て伝えているので、どうにかなるはずだ。


◆◇◆◇△▼△▼


 私達は今3つ目のダンジョン、地震のダンジョンに来ている、この三つのダンジョンの周辺や開拓具合を見て思ったが、全て伝承や、口伝で伝わっているだけで、実際に探索されているダンジョンはないのかもしれない、そんな考察は後回しにし、リヴィとレイエスに改めて先日と同じ作戦を伝える、そして一階層から走り出す、私も魔力の放出が上達し前方にのみ、魔力を放出し、より効率的に魔力をダンジョン全体に魔力を充満させられるようになってきていた、その結果、なんと1時間半で攻略できたのである。


「やっぱりヤミリシア様は凄いですよね~、こんな短時間で攻略できてしまうなんて」


「その上、今もダンジョン中の全ての魔物を討伐し、魔力を此処の神に回しておる」


 レイエスとリヴィが私の事を褒めてくれている、なんて言ったらいいのだったか、確か。


「ありがとうございます」


「お礼なんていいんですよ~」


 何故だろう、レイエスが何故か悶えている、まぁ、それは良い、扉を開けて、早く管理者を私がもらおう、そんなことを考えながら扉を開けると、私は驚いた、そこにいたのは龍状態のリヴィの約2倍の大きさを持ち、像や河馬、牛などの特徴を持つ獣、ベヒモスだった。


「ベヒモスさん、私の従者になりませんか?」


 そういうとベヒモスは大きくあくびをして、話しかけてきた。


「なってもいいけど、神を起こしてきて、そうしないとここから出れない契約だから」


 その視線の先には一本の厳重に鎖でつながれた剣があった。


「分かりました」


 私はそのままその剣に触れ、4度目の神界、そろそろこの鎖に巻き付かれるのにも慣れてきた。


◆◇◆◇◆◇◆◇


 今回は6人分の椅子が用意されている、9人分まで用意するつもりなのだろうか……、まぁいい。


「今回はその人ですか?」


「えぇ、オリテゼちゃんよ~」


「ヤミリシアさんここに来てみませんか?」


 そう言ってオリテゼさんは自分の膝の上を開け、ポンポンと叩く。


「では、少し……」


 私がオリテゼさんの膝の上に乗るとすぐに何か今までと違うものを感じる、大地の抱擁というべきか、とても落ち着ける場所となっているが、私はもう少しやることがある、早く帰らなければならない、私はオリテゼさんの膝の上からひょいと降りる。


 「私はもう帰ります」


◆◇◆◇◆◇◆◇


 私が戻ってくると、レイエスが止まっているはずの時間の中でどうやって観測しているのか、いつもよりもい神界にいた時間が長いだのなんだので、色々と心配された、そのままベヒモスと主従契約を交わすと、あれほど大きかったベヒモスは、わたしよりも幼い少女の姿になった、おそらく5、6歳程な気がする、フェニとどちらの方が大きいだろう。


「名前は、ベフィとかどうです?」


「なんでも……いい」


 何でもいいと言われてしまった、そのままベフィにも今私がやっていることを伝え、協力してもらう事にして、次のダンジョンへと転移した。

第三回もあっさり終わりましたね、なんでこの人は一つ目にあんなに時間を掛けてたんでしょうか

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