34話・創立準備の会議
準備の準備のなってしまった。
私は屋敷に帰ると、内装が大幅に変わっていた、まず今までは玄関からはいると、目の前に二回への階段があったのだが、そんなものが無かったかのような広い部屋があり、明らかに外見と大きさが違う部屋が左右にもう一つずつ広がっている、奥の真ん中には勘定場がおいてある、そんなことあるはずはないのだが、私は入る屋敷を間違えたのかと一度屋敷に外に出るが、そんなことはなかった。
もう一度屋敷の中に入り、勘定場の奥に見えている扉をくぐると、そこには廊下があり、右手奥には二回への階段が、左手奥には地下への階段があった、取りあえずバルドルフ達を探しに二回へ上がる、思ったとうり二回にはバルドルフ達がいたが、フェニは寝ており、レイエスは幸せそうに倒れており、シルキーはいなかった。
「何があったのですか?」
「まず、絢様がギルドへ報告へ行ったあと、シルキーがフェニの朝支度をしている姿を見て、レイエスが気絶しました、それがこれです」
そう言いながら、バルドルフがレイエスを指す。
「そして次に、シルキーが屋敷全体の掃除をし、ヤミリシア様の昼食を作成し、保温魔法をかけていきました」
そういわれて気付いたが、部屋にある机の上には温かい一人分の食事が用意されていた。
「そして今、シルキーは一階と地下の改造を行い始め、部屋を移動させたり、部屋数を増やしたり、内装を大幅に改変しています」
確かに屋敷が大改変されていた、あれはシルキーの手によるものだったのか……、話を聞いた後、シルキーが用意してくれたご飯を完食し、バルドルフにギルドであったことを話した、ギルド長の話をしているときは何故か怒っていたが、気にしないことにした。
ギルドでの話が終わると、次は創立の話をする、まず商材をどうするかを決める、魔物の素材を使うとしても、そのままでは売ることはできない、どうにか加工をしないといけないのだが、加工まで含めると3人では明らかに人数が足りなくなってしまう、その為に、どうにかして、人数を集めないといけない。
「「人員について少し考えがあります」」
私とバルドルフの二人が同時に同じことを言った。
「ヤミリシア様から」
「ありがとうございます……、私は全てのダンジョンを攻略し、悪魔を呼び出そうと思います」
この宣言にバルドルフはとても驚いた顔をする、まぁ、これは突飛な発言だ、そうなるに決まっているだろう。
「悪魔を!?」
「はい、そうです、最上位の6体だけですが、それだけ契約できれば、十分だと思いますので、ところでバルドルフの案は何ですか?」
「私と、レイエスの眷属を連れてこようと思っておりました、」
「私もそれは考えましたが、今はそこまで規模もありませんし、それほどの人数を止める場所もありませんから、整備し次第何時か頼む時が来ると思います、その時はお願いしますね」
そんな話をしているとシルキーが部屋に戻ってきて、私を見た瞬間に抱き着いてきた。
未だに一話書くたびに次回の内容が決まっていない。




