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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
3章・やり返しへの第一歩
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21.5話・配下たちは……

次の投稿はちゃんと冒険者になります。

 絢が白い卵に入った後、三人は絢について話し合いを始める、そこでレイエスが疑問を出す。


「しかし絢様は何者なんでしょうか、ここまで来て返り血の一つも浴びてませんし、天使のようなかわいさでした、これから小さくなるということは、もっとかわいくなるということですよね」


 そのまま「グへへへへ……」なんて言っているレイエスの疑問に回答するようにバルドルフが言う。


「転移者らしいですね、おそらく人間が[呼び出されし者]と呼んでいる者でしょう」


「でも、今までに転移者より強かった」


 そのフェニの言葉に新たに疑問が出来た、確かに絢はそこらの人間も、転移者も、比較にならないほどの魔力を持っている。


「私達全員とまではいかなくても、個々よりは魔力多いですしね、その上魔力を最大限抑えて、もれだす魔力はほとんど0、一体どうやっているんでしょうかね」


 魔力というのは全ての生物が保有する物、魔力を持つ者は相当の魔力操作を持って放出を止めない限り魔力を放出し、魔力を持った者を殺せば、その魔力がそのまま流れ込み、自身の魔力量を増やすことが出来る。

 その原理を利用したのが、此処を含めた神達が眠るダンジョンで、強い魔物を発生させて、その魔物を誰かが倒し、その魔力の半分を貰うことで、自身の力を回復させる、そして誰かに最深部を攻略してもらう事で、起きることが出来るというシステムになっていた、ただ、作ったダンジョンの難易度が高すぎるたせいで、攻略者が一切現れなかったわけだが。


「あんな量の魔力の放出を止めるなんて、何十年鍛錬してやっと止めれるっていうレベルですし、可愛くて強いなんてずるいですよ」


「まぁ、『かわいい』は置いておきましょう、今話し合わなけらばならないことは、これからは絢様がやりたいことをどうやって実現するかです」


 それに対して


「バルドルフとレイエスだけじゃ、人数、足りない」


 そうフェニが言う、何故かフェニが頭数に入っていないことについては二人とも何も言わずに話が進む。


「そうですね、人数が圧倒的に足りませんね、絢様は他のダンジョンを攻略して、そこの管理者を配下にするつもりのようですが、それでも到底足りなくなるでしょう」


「バルドルフ、私達の配下にも声を掛けましょう、フェニは……」


「私はめんどくさくて、配下いない」


 2人はそうですよねという顔をする。


「よく見たらこれ卵みたい、温めたら早く出てくるかな?」


 二人は早く寝たいのだろうなと思い他愛もない返事をし、フェニは絢の入った卵を持ってとことこと出て行った。

 そしてそのまま、バルドルフとレイエスは、どうやって配下を集めるかの話を続けたが、二人は知らない、絢はいざ人数が足りなければ悪魔を統べようとしていることを。

かなり後の話ですが悪魔だけでなく天使も本当に統べちゃいます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] まだここまでしか読んでいないけれど、読み続けたくなる不思議な魅力がある。淡々としているのは魅力だろうと思う。それは、「当たり前に元から世界や人物はあった」ということを読者に根付かせてくれる…
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