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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
3章・やり返しへの第一歩
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20話・準備開始

久しぶりの最新話投稿

 部屋に入ってからちょうど12時間後、全ての本を読み終えた絢は、色々なことが書かれており、その内容に、考えを巡らせていた。


 規模を考えると人員が足りなくなる、人員を考えると規模が目標に足りない、それに商材が全く足りない、魔物の素材は全て冒険者ギルドが買い取り、市場に卸すという方式で行うようで、魔物の素材を商材とするためには、冒険者ギルドに許可を取る必要があるらしい、しかしそれ以外の商売では、確実に初期人員が足りない、まぁあては3つほどある、まずは、レイエスにお願いして、吸血鬼たちの手を借りる事、2つ目も似たような感じで、他のダンジョンの管理人にお願いしてそれぞれの種族に力を貸してもらう事、3つ目は、悪魔を従える事、悪魔自体は大量にいるが、その最上位は6人、悪魔は上の者に絶対服従のようなので、上を全員従えれば、悪魔全員が手に入るというわけだ、さぁどれから手を出すか……、いや最優先は今一番の売り上げを確信できる魔物の素材を売るために冒険者ギルドの信用を得る事、あと、大々的に私の姿をさらすつもりなので、私の姿を変えないといけないですね。


 絢は考えを決め部屋を出る、そしてすぐにレイエスとバルドルフを呼び今後のことについて話をする。


「それではですが、恐らく私は王国の方では指名手配されているでしょう、しかも、あの国は人間至上主義のようですので、今はあまり近寄りたくはありません、なので実力至上主義である帝国に行きます」


「なぜ帝国に?」


 レイエスが質問をする。


「私達が今の手持ちで商売をするためにはどうしても冒険者ギルドから了解をもらう必要があります、なので、暫く帝国で冒険者をします」


「冒険者ですか……」


 何故かレイエスが不安そうな声を出す。


「何か問題でもありました?」


「いえ……、ただ、冒険者などという野蛮な猛獣の中に絢様を放り込むような真似をするのはいかがなものかと思いまして……」


「大丈夫ですよ冒険者というのは大体力を見せつければ黙るものです、一回力を見せれば不用意に近づいてくることは少なくなるでしょう」


「それならばいいのですが」


 その後しばらくその後の動きについて話し合う、そしてついに最後の話になる。


「それで、私のこのままの姿で色々とするのは少々苦しいと思うので、姿を変えたいのですが、何かいい案はありませんか?」


 ついに2つ目の本題が開始された。

さてさて、絢ちゃんはどんな姿になるのでしょうか。

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