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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
202/247

188話・仕事を!!

眠たいけど執筆がはかどる……なぜだろうか……

「本日の予定は……」


 私の前で、今日の予定を読み上げているのは魔神、改めアリスである、なぜ彼女がこんなことをしているのかというと、それはあの戦いの曲後にまでさかのぼる……。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「ちょっと、まっ……、我の、我の負けだ!!」


 その言葉が耳に入った少女は、その刀を途中で止める、その剣圧と魔力によってその先10キロにわたって放射状に白い空間が広がり、その周囲に細かい純白の罅のようなものが走る、絢は元の姿へと戻り、彼女をゆっくりと地面へと下した。


「はは……、いったい何だったのだ」


「ほんの少しだけ全力を出したんですよ、私の見立てでは、ほとんどの子ができると思うんですが……、あまりうまくいっていないんですよ」


「あんなものがホイホイできていいものか!!」


「まあ、それはともかく、負けを認めましたね」


「あんなものを魅せられて、命の危機を覚えん奴はそれはもう生物ではない……」


「私ずっとあなたにつける名前を考えてたんですよ、今からあなたの名前は『アリス』です」


「なんだ、その夢見がちの少女のような名は」


「不満ですか?」


「いや、何もない」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 そのあと、アリスはバルドルフたちに連れていかれ、一週間なのかを叩き込まれたと思ったら、バルドルフ、ジズ、グリードに次ぐ、4人目の執事へと進化を遂げていた、しかも、先輩であるはずのジズとグリードよりも優秀で、バルドルフと同じほどにまで成長した、ジズはともかく、魂を代償に願いをかなえるというグリードがこのありさまでいいのだろうか……、まあいいのだろう。

 アリスの報告を聞きながら、そんなことを考えていると、部屋の扉が勢いよく開く、そこから入ってきたのは、かなり昔に、私が選んだ直属のメイドたち、彼女たちは、何かを怒っている表情で私の前に立つ。


「絢様!!」


「何でしょうか?」


「私たちに仕事を残してください!!」


「仕事……、ですか?」


「そうです、私たちに、役割通りの仕事を!!」


「……あるでしょう?」

まさか絢ちゃんが仕事をさせていなかったなんて、私は失望したよ……

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