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チートでもいいでしょう?  作者: ヤーチャン
4章・商会設立
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185話・神兼魔王VS魔王兼神ー2

戦闘シーンキツイよー、誰か手伝ってくれないかな~

 しかし、先ほどから全く進展がない、互いに高速で動きながら魔力の塊の応酬をしているだけ、転移で接近をしたとしてもそれに対してカウンターを出すだろう、魔神は恐らく私の知らない何かを持っているが、それは私に通用していない様だ


 正直言って面白くない……少しかき乱しましょう


 私は転移をして魔神のすぐそばに近寄る。

 その直後、予想通り裏拳で私の転移に対してカウンターが飛んできた……、

 その攻撃は確実に私を捉えていて、私に直撃する物だった……、ただ、それは当たらないが


「なっッッ!!」


 その一瞬の停止を見逃さず、私は魔神に蹴りを入れる、その攻撃によって、魔神が張っていた障壁は砕け散り、彼女は遠くへと吹き飛ばされていった。


「一体何が……」


「そんなこと考えている暇がありますか?」


 私は手に高密度の魔力球を発生させ、その魔力によって地面を抉りながら魔神を吹き飛ばす。


 実は、先ほど私がやったことはやっていることがわかると簡単に理解が出来る話である、「避ける隙間がない」という事は、そこに「避ける隙間」を作ればいい、今回私が使ったのは《空間収納》の魔法、魔神の裏拳の軌道に合わせて空間収納への入り口を作り、そこを滑らせただけである。

 普通なら当たるが、当たらないのだから一瞬でも思考がバグる、その隙をつけば、同等の相手でも簡単に優位に立てる。


 ……しかし、先ほどから魔神は一体何をしているのだろうか?

 彼女が何かをしていることは何となくわかるのだが、それがいったい何なのかが分からない、時々転移のような動きをしているが、転移をしているような魔力の動きはない、何か関係しているのでしょうか?


 そんなことを考えていると、いつも自分の周囲に自動で展開する障壁の一枚がいつの間にか発動しひびが入り砕け散る。

 何故急に障壁が発動を? それに先ほどから彼女の姿が唐突な移動をするたびに舌打ちをしている、此処に鍵があるはずですが……


 その直後、再び障壁が自動で展開し割れる、ただ、先ほどと同じように、展開がいつ起きたのかが分からない……、恐らく、彼女がしているのは《時間停止》だ、私が時間逆行を学んだのも彼女からだ、彼女が《時間停止》を出来たとしても不思議ではない、問題なのはどれほどの範囲をどうやって止めているかだが……


 暫く考えていると、再びいつの間にか障壁が展開し砕け散る。


「考え事をしていては勝てないぞ!!」


「大丈夫ですよ、私は勝ちますから」


 そう言いながら魔力球だけでなく、魔方陣や詠唱を利用して複数の魔法を発動しながら、障壁の発動する量を増やしそれぞれ条件を変更する。

 ちょうどその調整が終わったタイミングで再び彼女が移動し、障壁が発動する……発動した障壁は外側から6枚目の障壁、私が障壁ごとに変更した条件は常在魔力量、今回私が実験をしたのは、何故《時間停止》の中で障壁が発動したのか、結果発動した理由は、魔力量によって発動していた。

 私は他の分体から魔力を回収しここからの戦闘に挑んでいく。

疲れました、ちょっとやばいくらい疲れました。

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